黒いカウチの上で 智 ページ4
用意されてた部屋は、…かなり広い、という訳でもなかった
黒のカウチに、ガラス張りのテーブル
その上にはワインがほんの少しだけ注がれている、脚の長いグラス2つ…
簡単なメイクを施された後、カウチにリラックスして座っているニノの隣に座った
黒いチョーカーが、どーしてか首輪に見えてしまうのは何故？
ニノの指が俺の眉間を撫でてから頬を包み込んだ
和也「なぁに不安そうな顔してるんですか
笑顔ですよ、スマイル！」
へにゃぁ、って感じで笑うニノ
この笑顔は珍しい
小柄なカメラマンさんがニッと笑った
「そろそろイイですか」
まぁ、それは質問じゃなかったんだけど、一応「はい」と答えた
ニノが俺の肩に手を置いた
どうやら、もう始まっているらしい
その手が俺の腕をゆっくりと撫で下ろして行った
その小さな手を掴み、ゆっくりと唇を押し付けた
上唇で軽く肌を噛み、そのままニノを見つめた
最初は少し驚いた顔をしてたニノも、すぐに立て直す
息の止まる様な、晴れやかな微笑み
幼子の様に無邪気で、天使の様に愛らしくて、それなのに艶やか
ゆっくりと唇を離し、ニノの腰を掴む
ヒョイと抱き上げ、自分は横向きに(カメラに2人がちゃんと見える様に)座りなおす
膝というより腿に跨る様になったニノは、俺の肩に両手を添えて笑った
その笑い声は、居酒屋で男たちを思わず振り返らせる様な類
もはやホワイトノイズと化していた、カメラのシャッター音がやんだ
「いいよ、凄い、いい…」
カメラマンは、お腹一杯の猫みたいな微笑みを浮かべていた
アシスタントの人も、凄い満足気な笑みを浮かべている
「ちょっと、見てみるかい？」
パソコンにもう既に取り込まれた写真
思わず顔が熱くなる…
こめかみを指でもんだ
どうか、無事に写真集が出来上がります様に
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黒宮憐(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます♪大宮は正義だと思っています(笑) (2013年5月3日 13時) (
レス) id: 5048939a81 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - やばい！ちょー良かったです！！大宮最高ですね！ (2013年4月22日 20時) (レス) id: 7ce9c13c83 (このIDを非表示/違反報告)
憐(プロフ) - 和渚さん» えぇっと、どういたしまして！理想でしたかっ。嬉しいです♪ 一生のお気に入り小説！そのポジション、凄い嬉しいです// これからも頑張りますねっ (2012年7月1日 17時) (レス) id: c2def670ea (このIDを非表示/違反報告)
和渚(プロフ) - 憐さんありがとうございます!!!!!私の理想がそのまま形になったような作品です!もうニノちゃんの可愛さ＆セクシーさ///大ちゃんのカッコよさ＆セクシーさ///最高です!一生のお気に入り小説です!憐さんのファンになっちゃってる和渚でした^^頑張ってください! (2012年7月1日 16時) (レス) id: 8d8549197f (このIDを非表示/違反報告)
憐(プロフ) - 鈴雛さん» どういたしまして(笑)コメント、有難うございます♪ 色々な妄想を繰り広げられるように頑張りました(笑)はい、次の作品も計画練っていますので、楽しみにしていて下さい♪ (2012年6月28日 18時) (レス) id: c2def670ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/marionnette1/
作成日時：2012年6月8日 18時
