Ｎｏ．９ ページ10
「、、、二人共ここで何してるの、？」
「おー！！ニュートか！！見ての通り世間話をしてたぜ」
ハゥプがそう言うと、少し不満気な顔をしたニュート。
「、、、あー、そうなんだ。楽しそうだね」
「楽しいぜ？友と語るのは。ニュートもどうだ？一緒に話そうぜ？」
「、、僕はやめとくよ。、、僕が居ても邪魔になるだけだ」
そう言って自分の寝室に戻ろうとするニュート。
『、、待って』
そう言ってニュートの腕を咄嗟に掴んでしまう。
「、、！！A、どうしたの、？」
『、、、ニュートは気が強いのか気を使うのか分かんないなぁ。』
『全然邪魔なんかじゃ無いよ。ニュートも一緒に話そう？』
「そうだぜ、ニュート！！一緒に話そうぜ！！」
「でも、」
『私達、ニュートと喋りたいよ？ニュートが嫌なら良いけど、』
そう言うと、不満気な顔をしていたニュートの雰囲気が、気持ち一気に明るく変わった｡
「、、、ありがとう、」
「、、、はぁ、喋った喋った！！」
「本当だ、もうこんな時間、」
『、、、二人はもう寝る？』
「俺は寝ようかな。ニュートは？どうする」
「、、、Aはどうするの？」
『あと少し居ようかな。』
「じゃあ、僕はAと居るよ」
『、、！！』
“僕はAと居るよ”
その言葉が頭に何度も過ぎる。
「勿論、Aが良かったらだけど、、」
『、、、良いよ。一人じゃ寂しいし』
「そうか？じゃあ、俺はもう寝るぜ〜、おやすみ」
「おやすみ、カルン」
「あぁ、おやすみ！！Aもな！！」
『うん。良い夢みろよ』
「おう！！任せとけ」
『、、、』
「、、、」
少しの沈黙が続く。
『、、、ハゥプが居ないと、静かだなぁ、』
「カルンは元気がいっぱいなんだよきっと、、、カルンは何かと凄いや、」
『ハゥプもそうだけど、それはニュートにも言える』
「僕？」
『うん。ニュートは凄いよ。』
「、、、嬉しい、君に褒められると更に嬉しさが増すよ、」
静かに燃える焚き火の灯りが、ニュートの横顔を静かに照らす。
『なんで、』
「君は滅多に人の事を褒めないからさ、より嬉しさが増すんだ。」
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ジンゾウ。 - 朱里さん» 感想、有難う御座います！！ (2月22日 20時) (
レス) id: 88e14195ed (このIDを非表示/違反報告)
ジンゾウ。 - かにさん» ご指摘ありがとうございます！！笑。改善させて頂きます。 (2月20日 22時) (レス) id: 88e14195ed (このIDを非表示/違反報告)
かに - 最近読みはじめました！面白いです‼︎それと、クディッジではなくクィディッチじゃないでしょうか？ (2月19日 22時) (レス) id: 7d2b086f0d (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 好き!!!!!!! (2月18日 20時) (レス) @page15 id: 88ac2833a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジンゾウ。 | 作成日時：2024年2月3日 4時
