過保護2 ページ32
〜和side〜
「ほら翔ちゃん、あーんは?」
買い物から帰ってご飯の時用の椅子に座った翔ちゃんにご飯を食べさせてるんだけど・・。
「・・あーんないっ・・ないないっ・・かじゅぎゅーっ・・。」
まだ3口くらいしか食べてないのにもういらないって言い出す翔ちゃん、元々小食だけどこれはおかしい・・椅子から抱き上げて膝にのせた。
向かいに座ってた斗真も首をかしげてやってくる。
「んー翔くん、お熱ぴっぴしてみようか。」
そう言って雅紀に持ってきてもらった体温計を耳にあてようとするけど。
「・・やぁっ・・もしもしないっ・・。」
すっかり駄々っ子の翔ちゃん。
「もしもししないよ、すぐだからねーうーん微妙だなぁ・・。」
熱は37度ぴったり。
「翔ちゃん、アイスにしよっか。冷たくて美味しいよー。」
とりあえず風邪気味な時にいつも飲ませる薬を混ぜたアイスを雅紀が口元に持っていくとちっちゃい口がようやく開いて。
「あ、食べれたねえらいえらい。」
「翔、ちっでとねんねしような。」
潤くんが抱き上げて智にぃの部屋に連れていく。
調子が悪いときは智にぃのベットで寝かせるのがいつものパターンだから。
「・・んーん・・ねんねないっ・・。」
まぁ微熱だし大丈夫だとは思うんだけど、タイミングよく斗真もいるし。
それでもやっぱり心配で・・双子のリスに挟まれてベットでぐずってる翔ちゃんを4人がかりでなだめる過保護っぷり。
「もうじきさと先生も上がれる時間だから、電話しとくわ。」
斗真が携帯を片手に部屋を出た。
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彗(プロフ) - 翔ちゃんの未来を想像して勝手に寂しくなっちゃうお兄ちゃんたちください。 (2014年11月16日 12時) (レス) id: 056e230931 (このIDを非表示/違反報告)
やすは - 翔ちゃんが凄く可愛かったです~ (2014年6月14日 15時) (レス) id: 6b5516ecc0 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - 智にぃの診察嫌がる翔ちゃんのリクしたんですが、できたら病院での診察とかじゃなく、一番最初のお話であったような、家で朝、翔ちゃんのことを診るって設定がいいです! (2013年6月18日 23時) (レス) id: 770872e8ca (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - ありがとうございます♪( ´▽`) (2013年6月18日 21時) (レス) id: f9471c029b (このIDを非表示/違反報告)
あき - 翔くんが喘息の発作を起こすのがみたいです♪ (2013年6月15日 20時) (レス) id: 85021beafe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっこ | 作者ホームページ:http://id9.fm-p.jp/401/ac98001/index.php?nocnt=1&prvw=eWRscnRhWmFLQlE3dUlTOU...
作成日時:2013年5月27日 20時