忙しい人2 ページ12
〜智side〜
昼休憩に入ったら雅紀から着信があったから翔に何かあったのかと思って慌ててかけ直したら。
「もしもし雅紀?翔がどうかした?」
「・・いや・・翔ちゃんじゃなくてね・・。」
そこで途絶える雅紀の声と。
「まーまー!・・ふぇっ・・ふぇーん!!」
って珍しく翔の大号泣、やばいあんなに泣かせたら・・・。
「すいません、ちょっと出てきます!」
慌ててクリニックを飛び出し、和と潤にメールを送る。
「・・翔!」
「あっ・・あっ・・しゃとにー!!」
「雅紀??」
カーペットに横になってぐったりしてる雅紀、顔色も真っ青だ。
その雅紀にしがみついてしゃくりあげながら一生懸命名前を呼んでる翔。
でも脈はしっかりしてるし・・あぁ完全に過労だな・・。
素早く簡単に診察して服を緩めて足を高くして毛布をかける。
「まー!まー!」
「翔ー雅紀大丈夫だから泣かないよ?ねんねだからね、お休みさせてあげて?そしたら元気になるから。あんまりえーんすると翔が苦しくなっちゃうからね。」
でも目の前で兄ちゃんが気を失ったわけだから・・そりゃ怖かったよな、ホントは雅紀のために病院から点滴とか持ってきたいけど翔を置いてはいけないし・・今この場から離したらもっと号泣するよな。
「ただいま、雅紀は??」
1時間くらい翔をなだめて雅紀の様子を見てたらようやく潤が帰ってきてくれた。
「意識がないのは貧血のせいだからそんなに心配しなくていいけど・・寒がってるからたぶん熱が出てくると思う。あと翔もだいぶ泣いてるからな・・ちょっと病院戻っていろいろ持ってくるから頼む。」
「・・分かった、翔。潤にぃんとこおいで。雅紀大丈夫だからなー元気になるよ。」
「じゅーまー・・いたいいたい・・?」
まだぐずってる翔はやっぱりショックが大きかったらしい・・。
潤が腕の中の翔をなだめるのを聞きながら、足早に家を出た。
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彗(プロフ) - 翔ちゃんの未来を想像して勝手に寂しくなっちゃうお兄ちゃんたちください。 (2014年11月16日 12時) (レス) id: 056e230931 (このIDを非表示/違反報告)
やすは - 翔ちゃんが凄く可愛かったです~ (2014年6月14日 15時) (レス) id: 6b5516ecc0 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - 智にぃの診察嫌がる翔ちゃんのリクしたんですが、できたら病院での診察とかじゃなく、一番最初のお話であったような、家で朝、翔ちゃんのことを診るって設定がいいです! (2013年6月18日 23時) (レス) id: 770872e8ca (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - ありがとうございます♪( ´▽`) (2013年6月18日 21時) (レス) id: f9471c029b (このIDを非表示/違反報告)
あき - 翔くんが喘息の発作を起こすのがみたいです♪ (2013年6月15日 20時) (レス) id: 85021beafe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっこ | 作者ホームページ:http://id9.fm-p.jp/401/ac98001/index.php?nocnt=1&prvw=eWRscnRhWmFLQlE3dUlTOU...
作成日時:2013年5月27日 20時