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二つの声 2017/03/13更新 ページ16
「ねえ。ねえ、聞こえてる?」
「思いだしたか?俺たちのこと」
声が聞こえる。懐かしい声。
そうだ。この声は昨日見た夢で、最後に聞こえたとても懐かしい二つの声。
私はこの声を知っている。
「お前はいつも一人で頑張ってるけど、俺たちのことも頼っていいんだからな」
「そうだよ。もっと僕たちに甘えていいんだよ?だって僕たちはきょうだいなんだから」
そう。この声はカイ兄さんとリク兄さんの声。
近くにいたはずなのに、いつのまにか忘れてしまっていた。
とても大切な存在。
「兄さん、ごめんね。ありがとう」
姿は相変わらずはっきり見えないけれど、兄さんたちが笑った気がした。
続く (更新停止中)
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阿
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ういたま - 面白かったです！続きを正座して待ってます！ (2017年2月15日 2時) (
レス) id: 465eb597ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜃気楼ーmirageー | 作者ホームページ：http
作成日時：2016年2月29日 20時
