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実らないこの思いは消えない �� ページ9
朝、目覚めると彼はメモを残して仕事に行っていた。
［昨日は、ありがと。今日の夜は、無理やねん。ごめんな。このお金で帰ってください。 センラ］
ゆりか「やっぱり、私は一番にはなれない。」
もっと早く出会っていればよかったのかな…
もっと早く、彼の存在に気づいていればよかったかな…
頭の中で、私とセンラくんが並んでも間には必ず夢那がいる。彼女は、私の大切な親友だから嫌いになんてならない。
だけど、それでもセンラくんに愛してほしいと思う私は相当なバカだ。
やっぱり、私は二番手。どう頑張っても届かない…
センラくんにとって、処理の女でいいから。
都合のいい女でいいから…
すぐに捨てられる、捨て駒みたいな存在でいいから…
ゆりか「隣に、いさせてよ…愛してよぉっ…！」
私がどれだけ泣いても、どれだけ叫んでも彼には届かない。
あぁ、センラくんは夢那のもとで笑っているのだろう。
叶わない。
届かない。
どうしようもできないこときもちを、どこにぶつければいいんだろうか。
実らないこの思いは消えない �喉�←実らないこの思いは消えない ��
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作者名：幸葉 | 作成日時：2019年7月19日 0時
