story37★ ページ39
エスナside
私もマリも魔力の限界…………お互いに膝に手をついて立っていた。息も…上がっている。
試合の終了を告げるハッピーの声…………か、勝った…………?私は状況が飲み込めずにいた。
マリ「エスナっっ!!!勝った!勝ったよォォォォ!!!!!」
と、マリがすごい勢いで抱きついてきた。
エスナ「うん………勝った………………やったよ!」
私は嬉しさのあまり、マリを抱きしめ返した。泣きそうなくらい………嬉しかった。だって、どっちが勝ってもおかしくない接戦だったから。
ナツ「ちぇ、負けちまった」
スティング「やっぱ、さすがだなエスナは」
エスナ「ふふ、スティングも強かったよ。もちろん、ナツもね!」
私の言葉にスティングはありがとな、といってニッと笑った。
マリ「ナツ〜?シュークリーム、忘れないでよぉ〜?」
と、いい試合の後だというのにマリはシュークリームをねだってニヤニヤしている。
ナツ「はぁ…………金ねぇのにな……」
ナツは分かりやすく落ち込んでいる。本当に金欠なんだな……………。
エスナ「ま、スティングも今度行こうね!別に奢ってもらわなくても大丈夫だから」
マリがえ〜?奢ってもらいなよ!と言っていたが、金欠のナツを見ていたら奢らせるのになんか抵抗ができてしまったのだ。
スティング「エスナとマリは本当に正反対だな」
スティングにそういわれて、私たちは顔を見合わせてくすっと笑った。
エスナ「確かにそうかもね、」
マリ「でも、チームワークは負けないよ!」
と、マリがいいながら胸を張っていた。
ナツ「確かに、おまえらのチームワークは強かった。でも、次はオレが勝つ!よし、もう一度勝負だ!!」
ナツはさっきまでの戦いが嘘だったかのようにスッと立ち上がった。
エスナ「本当にバトルが好きなんだね、いいよまたいつでも相手になる」
マリ「次も負けないよ〜?」
スティング「オレも負けねぇ!」
私たちは笑いあった。本当に…………いい試合だったな。いろいろと学んだ試合でもあった。
そして、次は決勝戦。たとえ誰が相手でも………ここまで来たんだ、負けるつもりはない!!
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ラムネン☆ - はい!!楽しみにしています! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラムネン☆さん» ありがとうございます!フェアリーテイルをあまり知らない人にも読んでいただけていると知ってとても嬉しいです!こらからも楽しんでもらえるよう、頑張ります! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - ラムネン☆さん» ありがとうございます!!!!それは良かった! 続編でも、よろしくお願いします! (2017年9月18日 19時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネン☆ - こんにちは!めっちゃ面白いです!あまりフェアリーテイルの事はわからないけど、とても楽しく読めました!これからも頑張ってください(●´ω`●) (2017年9月18日 19時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セレーナ・ラフィーネ&キャンディット x他1人 | 作成日時:2017年8月26日 20時