妖精と虎の絆物語【FAIRYTAIL】合作

story18★ ページ20

エスナside

エスナ「あははっ、ナツもグレイも災難ね」


私がお腹をかかえて笑うとマリは頬をぷくぅと膨らませていた。


わ、なんかリスみたいだなぁ〜と思うのと同時に、やっぱりマリは料理ができないんだなとしみじみ感じた。


マリ「隠し味がなければ美味しかったもん！」


エスナ「はいはい、」


本当に、マリは面白いな。


マリ「あ、そういえばエスナに聞きたいことがあったの！」


エスナ「聞きたいこと？」


何だろ………改まって。なんか問題でもあったかな？街を半壊させたとか………？


マリ「エスナは何で私と友達でいてくれるの？」


と、いきなりそんなことを聞いていた。頭を打ったのか………とか疑ったけど、マリの目が意外にも真剣で………少し寂しそうに見えた。


エスナ「別に、理由はない」


マリ「えーーーっ！？理由ないの！？」


と、目を見開いて立ちあがり机をバンッと叩くマリ。


エスナ「うーん、強いていうなら………一緒にいて楽しいから。それだけが理由じゃダメ？」


私がそういうと、今度は目をウルウルさせ始めたマリ。それを見てたら、やっぱりマリと友達でよかったと思った。そして同時に言っていて恥ずかしくなった。


マリ「エスナ大好き！」


エスナ「はいはい、ありがとう」


マリ「もう、素直じゃないな〜」


エスナ「なっ！」








……………私も大好きだよ、マリ。

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