サー・ナイトアイ01 ページ39
それは、意外な人物から伝わってきた。
「語部さん！」
「どしたのいずっくん。個性の分析？」
「それも改めてお願いしたいけど……インターン先のことで話があるんだ」
「え？」
インターン。条件付きでそれが許されたのは、つい昨日のこと。職員会議では根津校長はじめ多くの教師陣が反対だったようだが、今の保護下方針では強いヒーローが育たないとの意見もあり、インターン受け入れ実績が多い事務所に限り、1年の活動が認められた。
「うーん…………」
「大丈夫か。A」
机に突っ伏して唸るAに、焦凍が首を傾げる。可愛いから自重して欲しいとAは思う。
「インターンの行先、どうしようかなって」
「………………………………………………………………クソ親父のとこには行かねえのか」
「ためたね……」
あからさまに不本意ですというその態度に苦笑する。事情を話すと、焦凍は剣呑な目で眉を顰めた。
「Aの頼みを断るとか何様だあいつ」
「仕方ないよ。事情が事情だし……ていうか、エンデヴァーさんは許可だしてくれようとしたんだけどね、サイドキックの人達が必死に止めてたから……」
「……そうか。まあ、お前一人あいつのとこに行かせるのを避けられたと思えば…………」
「エンデヴァーさんのことなんだと思ってんの……」
「クソ親父」
「知ってた」
以前ほどではないが、相変わらずの父親嫌いだ。
「……とにかく、インターンには絶対行きたいから…でも、どこに行けば一番成長できるかなって、ちょっとわかんなくなっちゃったんだ」
「……あまり迷いすぎるのも良くねえぞ……つっても無理か」
「うん……迷い出すと、どこの事務所も良いように思えてきて……なかなか決定打がなくて……」
ぽんぽんと頭を撫でられながら、Aは深くため息をついた。
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SangriA(プロフ) - あいうえお。さん» お久しぶりでございます！いつの間にか7です……！9月に書き始めたシリーズなのにおかしいな……。これからも更新がんばりますのでよろしくお願いします！ (2018年10月26日 22時) (
レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお。 - 久しぶりのコメント、いつのまにかもう7。更新が進む進む。低下する私の語彙力。←←更新頑張ってください！(唐突←← (2018年10月25日 23時) (レス) id: a39bf4407f (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 雪音さん» そう言ってもらえてありがたやですー( ´ ▽ ` )更新がんばりますねー (2018年10月20日 22時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - SangriAさん» 試験面白い！忙しい中レスありがとうございます！頑張ってください！ (2018年10月18日 23時) (レス) id: d204d91f16 (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！まだまだ更新がんばるので楽しんでくれたら嬉しいです！ (2018年10月18日 19時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SangriA | 作成日時：2018年10月17日 21時
