薔薇の時間７ ページ33
ユリカside
──ユリカ様も驚いていることでしょう、
私たちも驚きましたから……
そして、何故本拠地を特定できたのかは
そちらの世界にレアンが行ったとき、
こちらの世界で扉が開く反応があったのです
それは私たちが管理している扉ではありません
ですが、その魔力は全く同じ…………
なので私たちはその魔力を追って
本拠地を特定しました。
今、わかっているのはこのくらいです。
目的などはまだわかっておらず………
どうやって扉を開いたのかも不明です
こちらでは引き続き調査します。
何かあったらご連絡ください。
『うん……ありがとう』
評議院も動いてくれてる………
あとは、私たち次第。
私は前を向き、ゆっくりとベッドからおりる
ｳｪ「ユリカさん！まだ安静に………！！」
そういうウェンディに大丈夫、と微笑めば
ウェンディはそれ以上何も言わなかった
『みんな、聞いて！』
私の声が部屋中に響く、
いっさいの私語がなくなった。
『まず……本当にごめん、
Ｅ組の皆にも、ギルドの皆にも迷惑………
かけちゃって……すみませんでした』
私は皆に頭を下げる
『だけど………私はこの事態をどうにかしたい
どうにかして解決したいんだ、』
きっとこの事態は私だけじゃ解決できない
また、ギルドだけでも、Ｅ組だけでも
解決することはきっと不可能だ。
『ここにいる全員の力が必要です…………
どうか………どうか力を貸してください』
もう一度、私は頭を下げた
さっきよりも…………深々と。
業「ユリカ、」
私の名を呼ぶカルマの声がして
反射的に顔をあげた
業「今更、だよ」
『え、』
業「言ったじゃん、力を貸すよって」
『カルマ…………』
私がＥ組の皆を見ると、
Ｅ組の皆は一様に頷いていた。
前「その言葉を待ってたぜ、」
渚「うん、よかった……頼ってくれて」
『前原君………渚君………』
なんて………優しんだろう………
Ｅ組の温かさに、私は胸がいっぱいになった
前「てか、そろそろ君づけやめよーぜ」
『へ、？』
磯「そうだな、ギルドの皆のことは
呼び捨てで呼んでたもんな」
渚「僕も、渚って呼んでくれたら嬉しいかな」
これも絆の証明だろうか、
そう思うと、やっぱり胸がいっぱいになった
『じゃあ、これからはそうするね』
私がそういうと、Ｅ組の皆は笑っていた
あぁ、このクラスはギルドのように温かい
ここにいると………安心しできる、そんな場所だ
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いくら丼？さん» わぁー！！本当にありがとうございます！こんなに楽しみにしていただいて感動です………本っっっっ当にありがとうございます！！！！ (2017年10月15日 14時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
いくら丼？ - キャンディットさんとの合作、妖精と虎の絆物もとても素敵でした！3つの小説、楽しみにしてます(^o^)/ (2017年10月15日 14時) (レス) id: e77549efbd (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いくら丼？さん» どちらにもコメントありがとうございます！こちらは更新ペースゆっくりですが、頑張ります！ (2017年10月15日 10時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
いくら丼？ - 妖精の姫は暗殺を始めましたの他に少女の記憶、少女の運命を見させて頂いています！両方楽しみなのでこれからも頑張ってください！応援してます(^o^)/ (2017年10月15日 10時) (レス) id: e77549efbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - 応援してるよ(^.^) (2017年9月30日 16時) (レス) id: ee3b772026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2017年5月3日 17時
