扉の時間８ ページ27
ユリカside
─放課後。
業「ユリカ、帰ろ？」
あんな事があったあとでも
自然に話しかけてくれるカルマに私は少し驚いた
『うん、そうだね』
私は荷物をもって歩き出そうとする
すると………不意にカルマに腕を捕まれた
『？どうしたの？』
業「昨日、約束したでしょ？放課後デート」
そういえば………約束したかも。
いろいろありすぎて忘れてた
『で、でも、私にはやることが…………』
業「ダメ、ちゃんと息抜きはしなよ」
もっともな事を言うカルマに
私は何も言い返せなかった
カルマは私の手をつかんだまま歩き出す
そしてＥ組の校舎を出た…………刹那、
足を踏ん張っていなければ立っていられないほどの
強い向かい風が吹いた
『な、何！？』
異常なほどの強風、
私はこれに違和感を感じていた
まさか………もう、？
私は頭に浮かんできたその考えを否定したくて
歯を強く噛みしめた
だけど…………
それは私の前に現れたのだ
ゆっくりとその姿を露にし
その度に私の心を絶望で満たしていく
あぁ、何でこうなってしまったのだろう
それはゆっくりと開いていき
″ギィィィ″と重い音を立てる
私はカルマを守るように前に立った
そしてそれの中に人影が見える
その人はこちらに向かってゆっくりと歩く
私たちが姿をとらえたその人は
手にナイフを持っていた
そこからは血がポタポタと垂れている
………いや、この表現はおかしいかもしれない
なぜならこのナイフは″血″そのもので
端から端まで真っ赤に染まっていたのだ
『(こいつ……魔導士！？)』
？「お初にお目にかかります、
『！！』
やっぱり、″あっち″の世界のやつだ
？「
殺しに参りました」
業「ユリカ……こいつ」
『平気、下がってて』
私は相手と対峙する
『あなた、
？「よくご存じで、」
闇ギルド、
レアン・イルネーゼ
まさか、マスターが直々に殺しに来るとは………
『ということは、貴女を倒せば
この一件は終わるって訳ね』
レ「そう簡単にはいきませんわ、
たとえ………かの、
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いくら丼？さん» わぁー！！本当にありがとうございます！こんなに楽しみにしていただいて感動です………本っっっっ当にありがとうございます！！！！ (2017年10月15日 14時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
いくら丼？ - キャンディットさんとの合作、妖精と虎の絆物もとても素敵でした！3つの小説、楽しみにしてます(^o^)/ (2017年10月15日 14時) (レス) id: e77549efbd (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いくら丼？さん» どちらにもコメントありがとうございます！こちらは更新ペースゆっくりですが、頑張ります！ (2017年10月15日 10時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
いくら丼？ - 妖精の姫は暗殺を始めましたの他に少女の記憶、少女の運命を見させて頂いています！両方楽しみなのでこれからも頑張ってください！応援してます(^o^)/ (2017年10月15日 10時) (レス) id: e77549efbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - 応援してるよ(^.^) (2017年9月30日 16時) (レス) id: ee3b772026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2017年5月3日 17時
