妖精の姫は暗殺を始めました Part2

律の時間１ ページ22

ユリカside

業「そういえば、

　 今日も″アレ″あるのかなぁ？」

アレ……あぁ、自律思考固定砲台さんか……

『またあんな風になったら……

　さすがに授業の邪魔だよね……』

業「オレ等、一応受験生だしねぇ〜」

そっか、中３は″ジュケン″っていうのが

あるんだっけ……

私もやらなきゃ……かな？

『そうだね』

・

・

・

私たちが教室につくと、

自律思考固定砲台さんは

ガムテープで縛られていた。

まぁ……しょうがない……かな？

犯人は寺坂君らしい

『寺坂君って勇気あるんだね、カッコいい』

寺「お、おう……」

業「えー、ユリカはオレ以外の男子に

　 カッコいいとか言うんだー」

『え？』

カルマが耳元で囁く

業「オレを妬かせたいの？」

カルマの顔が間近に迫る

ここ教室！！てか授業中！！

てかみんなの視線が痛い！！

これじゃ、確実にバレるって！！

莉「ユリカとカルマって、付き合ってんの？」

ほらーっ！！

バレちゃうじゃん！！

業「ん？そうだよ？」

ばらしたーーっ！？

『ちょ、何あっさりばらしてんの？』

業「えー、もうよくない？」

『卒業まで内緒で良かったのに！！』

業「それじゃ、つまんないじゃん」

『つまるとかつまらないとかの

　問題じゃなくて………！』

殺「授業中です、

　 イチャイチャは控えてください」

『これのどこをどうみたら

　イチャイチャになるんですか！？』

殺「そして２人は放課後職員室へ。

　 付き合った経緯などを聞かせてください」

業「ん、OK〜」

『聞かせるかぁーーっ！！』

その後、今日の授業は

自律思考固定砲台さんの発砲もなく、

無事(?)に終わりました

もちろん、放課後は殺せんせーから逃げました

代わりに莉桜ちゃんとかに捕まったけど………

今日はつっこみすぎて疲れた………

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