今日:10 hit、昨日:19 hit、合計:49,181 hit
小|中|大
Fairy+44 ページ44
翔「Aちゃん…」
A「別に、何もありませんよ。」
.
努めて笑顔で。
穏やかに。
.
ここで取りみだしたら。
お父様の恥になる。
.
A「1曲、踊っていただいただけです、」
翔「…ちょ、」
.
彼が、なんで…と言うように。
私を見つめて。
話しを止めようとするけど。
.
A「貴方が思ってるようなこと…ないですから。
とても…お似合いですね。」
.
ニッコリ笑って、
そう言うと。
キュッと、彼女の口角が上がる。
.
A「私…向こうに連れがいるので。…失礼します、」
.
そう言って、頭を下げて。
フロアの向かいの端にいる、
お兄様の方に足を進める。
.
涙は…出てこなかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢乃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/houseki/
作成日時:2012年4月27日 19時