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Fairy+2 ページ2

「姫様!」

.


その声が、

すぐ後ろで聞こえたので。

ゆっくり、振りかえると。


.

私の世話係のじいやが、

息を切らして私を見つめていた。


.

A「あら、じいや…どうしたの?」

「どうしたのではありませんっ!
また、遊んでいるのですか?」

A「やだ…遊んでいるんじゃないわ。
動物さんたちと、お話をしていたの。」


.

そう言って、

私を見つめるリスの首元を撫でると。


.

擽ったそうに、

手足をバタバタさせる。

.


A「あらやだ…ごめんなさい(笑)」

「もぉ…思ってないだろっ(笑)」


.

リスと話をしていたら。


.

「一国の姫である方が…お勉強の時間に動物とお話なんて…」


.

呆れながらに言うじいやは。

私に、怒りの丈をぶつけてきた。

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作者名:夢乃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/houseki/  
作成日時:2012年4月27日 19時

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