【未来編】同窓会にて01 ページ42
Hikari Tukikage様からリクエストいただきました！
ありがとうございます。
「久しぶりだなあ、ヤオモモちゃんち」
「でけェな…」
「焦凍の実家も大きいけど、ヤオモモちゃんの家は別格だよね」
少しだけお洒落をしたAと焦凍は、みあげるほどに大きい八百万邸の前にいる。小さい町なら丸ごと1個入りそうだな、と錯覚した。
さて、なぜ二人がここにいるのか。それは半年ほど前のこと。みんなで同窓会やろー！ と三奈から連絡がきて、皆が多忙の中予定を合わせつつ迎えたのが今日なのである。会場が八百万邸であるのは百からの提案だ。下手なホテルより豪華な家なのは皆知っていたので、二つ返事で決定となった。
「皆と直接会うの久しぶりだね！」
「ああ。元気だといいが」
大きな門の横、ちょこんとあるインターホンを鳴らす。すぐに応答があった。
『Aさん轟さん！ お待ちしてましたわ！ さあ中へ！』
幾分か大人びたような、しかし学生の頃と変わらない、素直に喜ぶ声に胸が弾む。扉の前に百の姿を見つけると、Aは嬉しくなって堪らず駆け出した。
「ヤオモモちゃん久しぶり！」
「会いたかったですわ、Aさん！」
再会に喜びながら中に案内されれば、既に何人かは到着していた。久しぶりに会う面々に、パアッ、と自然と顔が明るくなる。
「Aちゃん！ 久しぶりやね！」
「お茶子ちゃん！ 元気だった？」
「モチロン！ Aちゃんめっちゃテレビで見とった！ 轟くんも！」
「あはは。どうしても一緒のオファーが多くて…」
「A！ 元気してた？」
「響香ちゃん！ うん！ すっごく元気！ あ、この間出てたCD買ったよ。すごくかっこよかったー！」
「…そういうとこは相変わらずだね」
「え？」
「んーん。Aらしいよ」
その後も無事全員そろい…正直、勝己が来た時は少し驚いた…思い出話に花を咲かす。しかし、同窓会というには物足りない。
「相澤先生、来れないのかな…？」
「せっかくの同窓会なのに、いないのは寂しいわね」
梅雨も残念そうにケロ、と呟く。やり方は強引なところもあったが、3年間を導いてくれた正に恩師だ。色々と、お礼を言いたいこともあったのだが。
「わーたーしーとーーー……」
「「「「「！！？」」」」」
「相澤くんが来たァ！！！」
──────────シーン
「あ、あれっ？」
「「「「「あ…」」」」」
「あ？」
「「「「「相澤センセェェエエエ！！」」」」」
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ゆーゆー - はじめまして！！ゆーゆーと申します！リクエスト(妹からの)で、休日に2人でくすぐり我慢対決とかしてほしい(らしい)です！ (2022年3月26日 6時) (
レス) @page1 id: e2fc0ce383 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 初めましてお疲れ様です。見つけてから何度も読み返しております。素敵な作品ありがとうございます。ifも好きすぎて最低3回以上読み返してます。応援しております！未来編素敵すぎて悶えてます。また更新したら読みたいです！ご自分のペースで頑張ってください (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8adf9ce5f (このIDを非表示/違反報告)
まなまな - リクエストに応えていただきありがとうございました！これからも応援してます＾＾SangriAさんのペースでファイトです！ (2019年9月9日 19時) (レス) id: 2f1a76a566 (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 火凛さん» コメントありがとうございます。子どもを増やすかどうか…今後考えたいですね。これからもよろしくお願いします！ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 咲凪さん» 読んでいた抱きありがとうございます！いつか書けたらと思ってます。そのときはまたよろしくお願いします！ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SangriA | 作成日時：2019年6月23日 23時
