【未来編】もう一人の憧れ01 ページ39
咲凪様からリクエストいただきました！
ありがとうございます。
「あ！」
「ア？ ……ァア！？」
背後から声がして、振り返るとガキがいて…そのガキのナリに、思わず声が出た。
「爆しん…じゃない。爆豪さん、お久しぶりです」
「…おう」
オフだからか、ヒーロー名でなく、かつ目立たないよう少し小声で喋ってくる。本当にあの半分野郎の子どもか。ガキのくせに気遣いができすぎる。そこら辺は寝落ち女に似たのか？ けどな、お前のそのおめでたい頭で既に目立ってんだよ。そこら辺気づけねえのはやっぱ半分野郎に似たな。
「帰りか。
「はいっ」
こいつ、轟燦凍はあの半分野郎と寝落ち女のガキだ。下校中か。制服姿だ。そういや今年中学入学したとか聞いた気がする。
つーかコイツ、よく後ろ姿で俺だってわかったな。髪染めてんのに。
「そのガッチリした後ろ姿は爆豪さんだってすぐ気づきました！」
………おい、ナード野郎のオタクがさらにうつってんぞ。
「あの、よかったです。爆豪さん、全然会えないから」
あいつらみたく無駄に遊びに行くとか俺はしねェ。前に行ったのはクソ髪に無理矢理つれてかれたときだ。1年くらい前になるんじゃねぇか？
「…嬉しいなあ」
「…」
なんだかコイツといると調子が狂う。ガキなんざうるせェだけだが、コイツにはそうは思わねェ。なんっかよくわかんねェが…半分野郎の顔で気ィ使ったりよく話したりするから違和感すげェ。クソ。はっきりしねェのが気持ち悪ィ。
「燦凍」
「？」
「ちょっとつきあえ」
「え、でも爆豪さん、せっかくお休みじゃ…」
「暇なんだよ。話し相手になれや」
「！ はいっ！」
寝落ち女と同じ目を輝かせて俺を見やがる。他人からジロジロ見られんのは殴りたくなるくらいウザイと思うが、この目は…クッソ、またわかんねェ感覚だ。
とりあえず適当に店に入る。…今何人か二度見した奴いたな。まあコイツの頭見りゃ、誰のガキかすぐわかるしな。
「おい、何か頼めや」
「あ、えと、じゃあオレンジジュース…」
「ァア？ ガキが遠慮してんじゃねェよ。パフェでも食ってろ」
「え、あ、ありがとうございますっ」
わかってんだよチラチラパフェのとこ見てんの。
「お母さんもパフェ好きで、僕も好きで…嬉しいです」
「そうかよ」
そんな甘ったるいモンが好きとか俺にはわかんねェが、美味そうに食ってるからよしとする。
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ゆーゆー - はじめまして！！ゆーゆーと申します！リクエスト(妹からの)で、休日に2人でくすぐり我慢対決とかしてほしい(らしい)です！ (2022年3月26日 6時) (
レス) @page1 id: e2fc0ce383 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 初めましてお疲れ様です。見つけてから何度も読み返しております。素敵な作品ありがとうございます。ifも好きすぎて最低3回以上読み返してます。応援しております！未来編素敵すぎて悶えてます。また更新したら読みたいです！ご自分のペースで頑張ってください (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8adf9ce5f (このIDを非表示/違反報告)
まなまな - リクエストに応えていただきありがとうございました！これからも応援してます＾＾SangriAさんのペースでファイトです！ (2019年9月9日 19時) (レス) id: 2f1a76a566 (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 火凛さん» コメントありがとうございます。子どもを増やすかどうか…今後考えたいですね。これからもよろしくお願いします！ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 咲凪さん» 読んでいた抱きありがとうございます！いつか書けたらと思ってます。そのときはまたよろしくお願いします！ (2019年9月6日 22時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SangriA | 作成日時：2019年6月23日 23時
