Forever Kiss 4 *

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風磨「 はあーっ… 」


『 なに急に 』


風磨「 や…Aさ、前に人を好きになれねーっつってたじゃん？ 」


『 うん 』


風磨「 Aのこと、人を好きになれない病の拗らせOLって言ったけどさ 」


『 前より表現鋭くなってる気がするんですけど…まあ、そんなニュアンスのことを言われた気が 』






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風磨「 …それ、俺もなんだよね 」


『 え？ 』


風磨「 人を好きになれない病 」






風磨が、人を好きになれない？

アイラちゃんの話した後で…それ言われてもねぇ？






風磨「 …まあ、正しくは…俺もそうだった、かな 」


『 ？ 』


風磨「 俺、さ。Aのことー… 」






一瞬、周囲の音が聞こえなくなる。

波が寄せては返す音。

たまに海岸線沿いを通る車の音。

全部、変わらないはずなのに。時間が止まったみたいに、穏やかで静かだ。






その静寂すら全て、体にゆっくり浸透して。
今日のこの日を、私は一生忘れないような気がした。






風磨「 …好き、 」


『 …え、 』


風磨「 …今まで俺らの会話に出てきた好きとは、全然違うやつ。散々はぐらかしてきたし、ちゃんと正面から言えてなかったけど 」


『 …うん 』


風磨「 出会ったときからずっと、俺はお前に惹かれてたよ 」






風磨の目は、今までにないくらい真剣で。

だけど、変にプレッシャーを感じさせるものでもない。



その穏やかな眼差しが、私の心を溶かしていくような、そんな気がするんだ。





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風磨くん、24時間テレビお疲れさまー！

菊池担の皆様も録画容量との戦いお疲れさまでした…！(笑)



そしてこの作品を読んでくださる皆様、本当にありがとうございます！

お気に入りや評価など、とても嬉しいです(泣)

永遠キスも引き続きよろしくお願いいたします！




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