Forever Kiss 2 *

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白井「 今日の打ち合わせって、一体何のためにやるんすか？誰に聞いても知らないみたいなんですけど 」


『 なんかうちの会社の商品CMを作るみたい。私も実は詳しく伝えられてないんだよね…とりあえず今日は先方に商品説明をお願いします、としか 』


白井「 もしかして、俺たちすごい重大な仕事任されちゃったんじゃないっすか？ 」


『 え〜…そうかな…実はCMのこと何にも決まってませんって上層部から丸投げされるような気がしてた 』


白井「 先輩…少しは自分の職場信用しましょーよ(笑)確かに先輩はいろいろ任されてブラックかもしれないっすけど 」






例えば、白井くんの世話役とかねー…

心の奥でちょっと愚痴ってみる。






白井「 でもそれだけ先輩が出来る人だって認められてるからだと思うし 」


『 え 』


白井「 なんすか？ 」


『 白井くんがまさかそんな風に思ってくれてたとは… 』


白井「 はは、俺ちゃらんぽらんですもんねー(笑) 」


『 いや、別にそういうことを言いたいわけでは！ 』


白井「 いいんですよ。実際、先輩にいろいろ迷惑かけまくってるし。けど俺、人のことは割りと良く見てるつもりなんすよ 」





打ち合わせの部屋まで、あともう少し。





白井「 正直、最初は俺の方が年上なのにってムカついてましたけど。なんか先輩見てるとどうでもよくなってくるっていうか 」


『 白井くん… 』


白井「 だから、今回の打ち合わせは頑張るんで 」






なんだよ白井くん…そんなの聞いてないよ？

なんだろう、今まで全く頼りにしてなかったものが

実はめちゃくちゃ役立つ何かだった…みたいな？







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