Forever Kiss 2 *

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風磨「 そろそろ聞いてもいい？ 」


『 というと？ 』


風磨「 過去の恋バナ♡ 」


『 やだ、どーせ風磨の爆モテ秘話聞かされて終わるもん 』





即答すると、風磨は「はぁ？何言ってんのお前」みたいな顔をした。





風磨「 んだよそれ(笑) 」


『 どーせ私はモテないですよーだ 』


風磨「 拗ねんなよ！(笑) 」


『 拗ねてないもん 』


風磨「 どう考えても拗ねてんだろ(笑) 」







なんかね、

なんかさ、

恋愛ってそんな簡単に経験できるもの？








『 …どうしたら、人って好きになれるんだっけ、 』





分からない。

昔は、もっとーー、






『 かっこいいなぁとか思っても、それって恋ではないよね？中身を知るまでは好きになれないし 』


風磨「 じゃあさ〜、こうしよ 」


『 ん？ 』


風磨「 試しに俺のこと好きになってみよ 」


『 え？は…え？ 』


風磨「 だって丁度よくね？お前もう俺の性格知ってるし 」


『 いや…ちょっと待って、それおかしいよ！？というかまず試しにってなんなの…！？ 』


風磨「 人を好きになれない病か確かめようじゃん 」


『 試しにとか…やっぱモテる人にとってはそんな軽いもんなんだ恋愛って…風磨が私をもてあそぼうとしてくる… 』


風磨「 いやいや親切心でしょ？そんな風に言われたら俺泣いちゃう 」





隣でうえーんとか分かりやすい泣き真似してて

ほんとこの人うるさいなぁ、もう…






『 そんなことして、本当に好きになっちゃったらどうするわけ？(笑) 』


風磨「 どうって？ 」


『 え？ 』


風磨「 責任とるけど？ 」






責任とるって…ん？








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