日向翔陽、義妹居るんだってよV【ハイキュー】

義妹ちゃん、動物園だってよ ページ39

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北｢Aちゃん、動物園一緒に行かん？｣


夏休みも中盤、日頃の練習がハードになってきた頃久しぶりの一日off。稲荷崎の皆さんで動物園に行くらしい。でも私がそんな所に混じっていいのか、と聞いたら、勿論、Aちゃんだからや。とそう言った。



(北さん、イケメン過ぎる問題...)



『北さん、遅くなってすみません！』


北｢全然遅くないで、まだ20分前や｣



翌日着る服に迷って集合時間の30分前に間に合わなかったけど案外来てる人はまだ少なかった。



侑｢北さーん！遅れてすみません！｣


北｢5分遅刻や、次からは気ぃつけてな｣


侑｢はい！｣


メンバーが揃って私達は動物園へと足を進める。
休日、それも夏休みという事で動物園は沢山の人で溢れかえってた。



角名｢迷子にならないようにね｣


『はい！』



イケメン＆身長高い集団。少し離れても全然目立つから迷子になるということは無かった。



『あのパンダ可愛いですね〜』


北｢おん、可愛ええな｣



『あそこにいるのフラミンゴ？ピンクで可愛い〜』


侑｢せやな、でもAちゃんの方がかわe、治｢口説こうとすんな｣｣



こんな感じでゆったり動物園を回っていた。



『...あ、あれ...』


角名｢ん？あー、あれはライオンだね見た事ない？｣


『あーいや、なんかカッコイイなぁって.......』




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｢俺、Aを守るかっこいい兄ちゃんになる！｣


｢じゃああそこのライオンに勝ってくれば？｣


｢ねーちゃんひでぇな。無理だろ｣


『お兄ちゃんは今でもカッコイイよ！』


｢アナタ、うちの娘と息子は元気そうね｣


｢あぁ、そうだな｣






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(お兄ちゃん...昔はあーやって優しかったのに...)



侑｢Aちゃん？おーい？｣



『あ、はい！どうしたんですか？』


治｢何回呼んでも反応が無かったから、大丈夫なん？｣



『あ、いや大丈夫です！』


(家族を思い出してたなんて言えない...)



北｢ちょっと木陰で休むか？｣


『いえ、ホントに大丈夫です』



この人たちは関係ない、自分の未練タラタラな過去に付き合わせてどうする。私は心の中でそう言い聞かせて次の場所へ向かった。



北｢トイレ行くけど他に行くヤツおる？｣


｢｢｢｢あ、行きたい/です｣｣｣｣



なんということでしょう、男子陣全員がトイレ希望。



『私の事はお気になさらず、どうぞ行ってきてください』



そう言うと稲荷崎の皆さんはトイレに向かって行った。







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