義妹ちゃん、妬かれたってよ ページ27
ゆっくりしすぎてそのまま寝ちゃった。
二口さんはどっか行っちゃったし目を擦りながらゆっくり伸びをする。
「お寝坊さんだね」
急に隣から声が聞こえる、振り向いてみればニヤニヤしてる川西さんの姿があった。
『え、いつから居たんですか?』
川西「二口がどっか行ってから」
『どっか行ってからって、それまで見てたんですか』
川西「まぁ悪いとは思ったけど.......」
『別に来てもよかったのに』
別に私は川西さんいてもそんな変わんないし、フレンドリーだからあの人とも仲良くなれそう。
川西「.......付き合ってんの?」
『へ?』
付き合ってる?誰と?
川西「あいつ、二口と付き合ってんの?」
『いやそんな事ないですよ、ナイナイ』
二口さんとと言うかまだまだ人と付き合うつもりなんて微塵もないからなぁ、私なんかがみんなと釣り合うわけもないし。
川西「よかった」
よかった?何がなんだろ。
川西「Aってほんと鈍感すぎ、結構色んな人が狙ってるんだよ?」
そう言いながらたってる私の手を引っ張り自分の膝の上に乗っける。
『ちょ、私重たいですよね』
川西「全然、そんなことよりさ俺さっきさちょっと妬いてたんだよね、別に賢二郎や工だったり、烏野だったらそこまで妬かないけどほかの所とかと喋ってるとね、例えばあの及川とか、あの時のオッサンとか」
オッサン.......あー、あの例のストーカー紛いの
『その節はどうも.......』
川西「別にいいよ、でさこんな小さいことで妬いちゃう人って正直どう思う?」
正直.............
確かにこの世にはそういうしつこい人を嫌う人も結構いる、だけど私は
『別に悪くないと思います、そんだけ好きって事ですから』
逆にそんなに愛してもらえる方が幸せじゃないか、自分への愛が沢山ある嬉しいことな気がするけど
川西「ほんと、だから好きになるんだよ」
『へ?』
川西「そういう優しい所好き、可愛いところも好き、全部好き。」
『それって、予行練習ですか?多分相手は惚れますよ』
川西「ちがう、これは本番好きだよA」
本番、つまりはほんとに私のことが好き.......
でも私はまだわかんないから、好きかどうかも嫌いじゃないけど好きなのかはわかんない。
川西「答えはまだでいいよ、それにAが幸せならそれでいいから。」
川西さんの方こそずるいくらいに優しいですよ。
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熱がァァァ
下がんないです!
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夏蜜柑(プロフ) - 唯一何故かロックかけてない日向義妹物語発見!日向義妹は全てパスワード、shiroです!! (2020年4月15日 7時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - なっぴさん» ありがとうございます!少しずつですが、更新していきます!! (2020年4月3日 21時) (レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - かつお節さん» 返信がとてつもなく遅くなってしまってごめんなさい!楽しみにしていただいたのに更新も遅くて、、、万死に値しますね!更新できる限り早くします! (2020年4月3日 21時) (レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
かつお節 - とても大好きです。更新楽しみにしています (2020年3月13日 14時) (レス) id: 0335aceecb (このIDを非表示/違反報告)
なっぴ - シロさんの復帰待ってますーこれからも応援し続けます! (2020年3月2日 15時) (レス) id: 5bdc02f33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロ | 作成日時:2020年2月18日 21時