天然悲劇のヒロインなんて・・・5【稲荷崎】

来ないと困る ページ33

絶対に行かない、私は家でのんびりすると決めてるんじゃ！！



侑｢そこを何とか！｣


『嫌』


治｢頼むて｣


『嫌』


角名｢来てよ｣


『嫌ァァァ』



絶対行かない、コイツらに振り回されたら休日が休日じゃ無くなる。



銀島｢来てくれないと困るんや｣


『どういう事？』


侑｢北さんも来るんや！｣


『え？』


治｢北さん来るし、折角やからと...｣




数秒間悩む、北先輩とでデニー
それは嬉しい、だけどコイツらが居るということは何をされるか分からない。



角名｢邪魔はしないから｣


銀島｢どちらかと言うとサポートだから｣


『サポート？』


侑｢銀！余計なこと言うなや！えと、ほら北さんとラブラブあっちち、みたいな雰囲気作るの手伝うで！｣


『別にラブラブあっちち作戦とかは要らんのやけど』


治｢そうや無くても、距離縮めるチャンスにはなるで｣


『じゃあ、、』



邪魔だけはしない
北先輩に迷惑をかけない
この2つの条件で私は了承した。




侑｢ホンマにそれだけでええの！？｣


『なんか、変だよ？何時もならもっと食いつくのに』


治｢ツムが頭おかしいのはいつもの事や｣


侑｢なんやて！｣



やめてー、ここ店の中。
双子乱闘は外でお願いします。



侑｢そんじゃ話はそれだけやし、帰るか｣



『私、ちょっとフロアで用事あるから先帰ってて』



お会計済ませて、またねーって見送って
フロアの方に置いてきてしまった携帯の充電器をバックの中に入れて私も家に帰った。









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侑side
〜電話〜



侑｢もしもし、俺です！｣


北｢オレオレ詐欺か、どしたん？｣


侑｢木曜日無事に誘えました！｣


北｢そか、ありがとうな｣


侑｢北さんも自分から誘えば良かったのに｣


北｢そうやけど、俺もでデニーなんて行ったことないし、1人じゃ不安なんや｣



北さんの意外な1面や...


侑｢頑張ってくださいね、○○○○○｣


北｢ありがとうな｣



そこで電話は終わった。
それにしてもA、絶対泣いて喜ぶやろな
木曜日が楽しみや

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