脱出日記【ハイキュー】【能力パロ】

人間？ ページ40

及川side


及川｢うそっ｣


速い、人間離れな速さ
なんとか着いていくのが精一杯
普通じゃない。それに蹴りも威力が可笑しい





侑｢なぁ、気力ってあそこまでなるん？｣


治｢俺たちの時とは比べ物になってないんやけど｣


北｢おん、気力とはちゃうかもな｣







日向｢おい影山！気力なのかアレ？｣


影山｢分かんねぇ｣


木兎｢Aはあんな強いのか！？｣


赤葦｢木兎さん落ち着いてください、恐らく今のAは気力じゃないなにか別の物が働いてます｣





ほとんどの試合が終わりギャラリーの目線は俺対Aちゃんに移ってた


及川｢こんなのバケモノじゃん、それに、なにあの気味の悪い御札｣



Aの能力は【方向を操る】だけど今はその能力が発動してない御札の様な物が俺を目掛けて攻撃してくる




｢...ねぇ××あれさ○○だよね｣


｢××ｸﾝもそう思うよね？どうする、俺達が出る？｣


｢......まだ、もう少し様子見する｣




コレが何かわかっている者もここには居るようだ。



『..........................................』



及川｢ごめん、いくらAちゃんでも手加減しない｣


俺は覚悟を決めて能力を本気で使う
使ってるうちに弱ったのか、それとも意思的にかスピードが緩まってく。







貴方side



目が覚めた、景色は変わらず悲鳴は聞こえる
だけど光の方から及川先輩や日向、影山の声が届く。


(これは、私じゃない...みんなを傷付けたくない。私に取り憑いてる奴でてけ！！)



すると悲鳴が聞こえなくなった、世界も少しだけ明るくなった、体が自由に動いた。
光に近づきその光の中へ一か八かで入っていった。






及川side



グサッ


俺の氷の剣はAちゃんの腹に突き刺さった。
だけどみるみるうちに回復した
そして様子が変になっていく




『い、...ぱ、、及川先輩！！！』



変になったのではなくて戻ったのである
自我を取り戻したAちゃんは泣き出した



『怖かった！凄く、暗くて、暑さも寒さも無くて、悲鳴が聴こ｢大丈夫だよ、今はもう心配ないから｣...助けてくれてありがとうございました。』



Aちゃんは泣きじゃくった後に俺の腕の中で寝てしまった。



武田｢Dコーナー勝者及川徹さん......｣



俺はそのまま勝ち進んで決勝まで来た。






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