脱出日記【ハイキュー】【能力パロ】

力持ち ページ26

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『これくらいですかね』


北｢結構重いんやな｣


『そうですか？』


角名｢アンタ見た目弱そうなのに力持ちなんだ｣


『それ女子に言うセリフじゃないです』



あの後協力を快く賛成してくれた半妖の皆さんに協力してもらい食料と武器を集めていた。


『皆さんはあの二人が起きたら単独になるんですか？』


北｢どうやろな、あの二人がなんて言うかや｣


『短時間ですけど北先輩、変わりましたね』


さっきまでは人の意見はあんまり聞こうとしなかったのに、今はちゃんと周りの意見を聞こうとしてる。大きな進歩がある。


角名｢でも北さんが人間を信じるなんてどんな力でねじ伏せたの？｣


北｢力じゃないで別に、Aは信頼してもいいかも知れんと思っただけや｣


赤木｢信介がそんな事言うなんて、なんか嬉しいわ｣



(...ここの人達思ったよりも人間に対して敵対心が無いというか、あったのは北先輩とあの双子位か。)


北｢無駄口叩いてる暇あるんやったらとっとと運ばん？｣


『そうですね、とっとと運ばないと皆心配するし』


道中他愛のない会話をしてる間に私達はいつの間にか体育館に着いていた。


『今帰りました』


及川｢Aちゃん、結構遅かったじゃん。どこで油を売って...って珍しいお客さんを連れて来たね｣


『まぁ色々ありまして、今は敵対関係じゃ無いので安心してください。』


及川｢そうなんだ、それであの二人は？｣


『それもちょっと色々ありまして』


私は今まであった事を洗いざらい及川先輩に話した。


及川｢そうだったんだね、それで信介君達は敵じゃないって事でいいのかな？｣


北｢おん、今の所はええよ｣


及川｢そうなんだ、それなら丁度いいや今から話があるんだけど聞いてくれる？｣


北｢話？｣


及川｢うん、Aちゃん達が出掛けてる間にちょっと色々考えたんだ。｣


及川先輩はさっきまで話してた事を教えてくれた。
どうやら
今から実力テスト？を行うらしい。

戦闘能力の高い人は【特攻班】
隠密が得意な人は【隠密班】
情報処理が速い人は【情報処理班】

生徒や先生同士で一体一で戦って実力を見極めるらしい。


『いいと思いますけど、ここでやるんですか？』


及川｢うん、この学校凄いからね俺の攻撃でも傷がつくか付かないかくらい｣


それなら大丈夫か


『分かりました、でも今日はもう寝ましょう』


時計を見れば8時をさしてて私達は何故かある大浴場でお風呂を済まし体育館で寝る事にした。

モブVS→←作者から【感謝！！】

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