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#27 ページ27
【Aside】
智洋「俺がどんな感じやったか
なんか覚えとらん
皆に今の神ちゃん嫌いって言われるし
じゃあ元の教えてって言えるような
友達もおらんかった」
重岡「......」
知らなかった。
智洋が苦しんでるのなんて
大毅に紐をほどいてもらったから
今すぐ智洋のところへ行きたかった、
でも、私がいっていいの？私が慰めていいの？
そんな考えが頭をめぐって.....
でも、そんな事...考えてる場合？
「智洋....」
智洋「ごめんな？A....」
重岡「じゃあ....俺との約束は....」
智洋「はは、なんでやろなぁ、しげの事は
ずっと残ってて、でもな約束だけ
全然....覚えてへんねん」
重岡「自分が困ったら頼る。
何してるか分からんくらいに
壊れたら、頼る」
智洋「はは、じゃあ俺、どこかでその約束
残ってたんかもなぁ」
この時、久々に見た智洋の笑顔は
今までで一番輝いてて
すごく、安心できた
・
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アリス - 智流乃今までありがとう！ (2018年5月6日 22時) (
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作者名：白田智流乃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/#nindex
作成日時：2018年1月21日 18時
