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「…!待て。」
すると、頭上を見覚えのある影が通った。
「あ〜…いたぁ❤小エビちゃん。」
「御機嫌よう、皆さん。
また性懲りもなく海のそこへいらっしゃったのですね。」
「出たな、ウツボ兄弟!」
それは、案の定ジェイドとフロイドだった。
「どうやら写真を手に入れられたご様子。」
「偉いねぇ。いい子いい子。でも…
それ、持って帰られると困るから、オレたちと日没まで追いかけっこしよっか❤」
やはり今来たか。今の俺たちはお望みの写真を持っている。
この状況、やることは一つ。
「みんな!写真を持ったまましばらく逃げ回って!」
ユウが指示を出した。それを合図に全員で一斉に逃げ出した。
しばらく逃げていると、フロイドの勢いがほんの少し弱まった。
「あー、追いかけっこもいい加減飽きてきた。」
「あと少しですよ。楽しみましょう。」
日没まで時間がなくなってきた。
「おい!このままで大丈夫なのか!?」
「うん!”あの人たち”なら!」
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冬華(プロフ) - ありがとうございます!夢主君のユニーク魔法は近いうちにはっきりと出す予定です! (2021年6月6日 10時) (レス) id: cadeb79dd5 (このIDを非表示/違反報告)
り - 夢主くんのユニーク魔法ってなんですか?とてもおもしろいです、応援してます! (2021年6月3日 23時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬華 x他1人 | 作成日時:2021年1月1日 11時