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次の日、俺はゼンイツ、イノスケのいつものメンバーで中庭で昨日のことについて話していた。
「…ということなんだ。何か知らないか、ゼンイツ？」
すると、ゼンイツは顔を青くして叫んだ。
「はあ！なにあいつに喧嘩売ってんの！ほんっと馬鹿か！」
「お、落ち着けゼンイツ！なにがどうしたんだ。」
「あのね！アズールは同じ学年だけどね、もう怖いのよ！音が怖いの！笑顔が怖いのよ！」
なにがあったのかは分からないが、なにか興奮している様だ。
「おい、うるせーぞモンイツ。」
「ゼンイツですけど！すみませんねぇ！」
「いい加減落ち着いてくれ。話が分からない。」
そういうと、しばらくしてゼンイツは落ち着いた。軽く疲れた。
「えーっとね、まずアズールは知っての通りオクタヴィネル寮の寮長で、俺と同い年の２年生なんだ。」
「知っている。そう言えば、いつも？後ろにいる双子はなんなんだ？」
「ジェイドとフロイドね。いつも一緒にいるわけではないかな。確か幼馴染って言ってたかな。他には？」
「…A先輩なんだけど、あの人は多重人格…なのか？」
俺が問うと、ゼンイツは少し困ったようだ。
「うーんと…A君は、少し難しいけど、多重人格じゃない。でも、学校と寮でだいぶ人が違うかな。俺もよく分からない。」
「一番謎が多いかな。」と、ゼンイツはいった。
「そうか。アズールはどうしてあんなにも多彩な魔法を使えるんだ？」
「多分、イソギンチャク達から奪ったものだと思う。それに、あいつなかなかの秀才だからね。」
すると、さっきまでおりぎり(俺作)を頬張っていたイノスケが口を開いた。
「その…なんとか？ってそんなに強いのか？」
「ああ、なにせ契約書がイソギンチャクの攻撃を弾くんだ。しかも4人とも強かった。」
俺がそういうと、イノスケは目をキラキラとさせ、ベンチの上に立った。
「よーし！おい、タンジロウ！おにぎりの礼だ！俺様も手伝ってやる！」
「ありがとう、イノスケ！「けど、そんなこと、このアタシが許さないわよ。」」
びっくりして振り返ると、絵画のように美しい人がいた。
俺とゼンイツがポカーンとしていると、その人は続けた。
「そんな美しくない行為をするんじゃない。まず、ベンチのうえに立たない！」
「…ゴメンナサイ。」
珍しくイノスケが素直に謝罪をした。
しかし、イノスケはそのまま連れ去られてしまった。
「ゼンイツ…今のは。」
「ヴィル先輩だよ」
イノスケも大変だな…
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冬華(プロフ) - ありがとうございます!夢主君のユニーク魔法は近いうちにはっきりと出す予定です! (2021年6月6日 10時) (
レス) id: cadeb79dd5 (このIDを非表示/違反報告)
り - 夢主くんのユニーク魔法ってなんですか？とてもおもしろいです、応援してます！ (2021年6月3日 23時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬華 x他1人 | 作成日時：2021年1月1日 11時
