手紙2 ページ34
『拝啓 亮様
亮がこれを読んでいるという事は私はもうここには居ないのでしょう。2人は私にとって私の子どもも同然でした
ゴメンね。あんな引き剥がし方をして。2人で私を止めてくれた時とても嬉しかったです。
無一郎を恨まないでね？私が頼みました、2人は行かせてくれないだろうと思っていたから
そして、ありがとう。
私はあの日鬼になったとは言え貴方の弟を…唯一の兄弟を斬りました。
私は昼間は山に身を隠し貴方に姿を見せないようにしてました。
その日の夜村の出入口に立って私を待ち構えていた時はド肝を抜きました、殺されるんじゃないかとも思いました。
ですが貴方は私に謝罪し連れて行ってくれと言いました。
ありがとう、私についてきてくれて
ありがとう、私を慕ってくれて
亮にも｢ありがとう｣を言っても言いきれません。
お礼としては何ですが、今後の為にも必要でしょう。亮に苗字を授けます
これから貴方は
神鳴 亮です
もう市役所には登録したよ☆
私の苗字です。大切にしてくださいね？
そして最後のお願いです
神鳴 亮
“鬼殺隊を辞めなさい”
これは花恵にも書きました。
私は亮が花恵に想いを寄せているのは知ってます。お見通しです
花恵を支えてあげてと何度言ったか覚えてますか？
きっと数え切れないくらい言いましたよね(笑)
その数以上に私は貴方達に幸せになって欲しいと願っています
2人には生きていて欲しいです。
でも最後に決めるのは貴方です
後悔のない選択をしなさい
もうひとつ“この屋敷を護ってください”
この屋敷を花恵と共に護ってください
私は必ずここへ帰ってきます
必ず2人に会いに来ます
その日まで、この屋敷を護ってください
他の隊士には内緒ですよ？
私実は未来から来ました
この事は柱の方は勿論炭治郎達も知っています
最後に
花恵と共に幸せになってください。
私は未来から来ました。この先何が起こるか知っています。
辛く苦しい暗い時代が何度も訪れます。
ですがそんな時代も、辛い時も悲しい時も乗り越えて
私が生きる【令和】の時代まで
生きて生きて生きて
生き延びてください！！！
大好きだよ、亮
私の自慢の息子です
また逢うその日までさようなら
神鳴A』
亮｢神鳴…亮…ふふ///｣ｸﾞｽｯ
時透｢ふーん、神鳴になるんだ｣
富士｢ふぁ！？何それ羨ましい！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございますぅぅぅ！！！m(_ _)mこの言葉でお茶碗50杯は余裕です！！！(´；ω；｀) (2020年1月30日 7時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - とても面白かったです！令和時代からこんにちは4までお疲れ様でした！！！ (2020年1月30日 3時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 曇天に笑うさん» ご指摘ありがとうございます！全部直してきました、もしまだ直ってないところ見つけたら教えて頂けると有難いです (2019年12月22日 20時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - あのー令和の時代からこんにちは1〜4の話なのですが冨岡が富岡になってますので書き直した方がいいかと思われます (2019年12月22日 18時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2019年12月3日 17時
