絶望 ページ11
鬼舞辻｢A聞いてるか？｣
｢はい｣
鬼舞辻｢それと私の事は鬼舞辻様、無惨様…どちらでも良い名前に様をつけて呼べ｣
｢はい｣
鬼舞辻｢Aお前に任務だ。柱とその他の鬼殺隊を殺せ、ただし花柄の様な耳飾りをつけた竈門炭治郎と言う奴は生きて捕らえろ｣
｢了解｣
鬼舞辻｢他の鬼が邪魔しに来たら殺しても構わん。お前自らアイツらを手にかけろ。この部屋で隊士達が来るまで待機だ｣
｢はい｣
そう言って鬼舞辻は部屋から出ていった
｢なんやろ…｣
ドクン
｢胸が…苦しい…｣
ドクン
｢命令こなさんと…｣
｢なんか…あった気がする…でもモヤがかかったように思い出せへんなぁ｣
だだっ広い部屋、部屋の中央で扉の方を向きじっと立って待っていた
ベベン
炭治郎｢！？｣
カナヲ｢炭治郎！｣
悲鳴嶼｢ふむ…｣
伊黒｢また会ったな｣
甘露寺｢やっぱり、Aちゃん以外みんな居るわね…｣
冨岡｢……｣
胡蝶｢後ろは奈落の底、前には扉。開けろと言うことですね｣
宇髄｢まて、ヘタに開けるな。何かの罠かもしれない｣
時透｢僕が開ける｣
善逸｢え！？ほんとに開けるの！？｣
禰豆子｢……｣
不死川｢鬼舞辻は何がしたいんだよ…！｣
時透｢開けるよ｣
善逸｢待って待って待ってぇ！！｣
ガラッ
善逸が必死で止めるも時透は聞く耳を持たず開けた
時透は固まった
煉獄｢どうした！無一郎！！｣
時透｢…A？｣
善逸｢え？｣
皆部屋の中を覗き込んだ
確かに特徴的な、氷のように透き通るような水色の髪をした女の子の後ろ姿が見えた
束ね方もボブの下にアンダーテールといったもの。こんな髪型Aしか居ない
名前を呼ばれた気がしてゆっくりと後ろを振り向いた
善逸｢！Aちゃん！？｣
Aの額からは２本の角、爪は鋭く伸び
目は鬼の目で虚ろだった
善逸｢やっぱり…鬼の音がすると思った…｣
皆その言葉を聞いてようやく理解する。家族を鬼にされた者 鬼に殺された者
各々それらが頭の中で駆け巡る
そしてまた、大切な人を守れなかったと
頭の中で渦巻く
もう二度と
あの
太陽のような
弾けんばかりの
暖かな
笑顔は見れないのか
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風鈴(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございますぅぅぅ！！！m(_ _)mこの言葉でお茶碗50杯は余裕です！！！(´；ω；｀) (2020年1月30日 7時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - とても面白かったです！令和時代からこんにちは4までお疲れ様でした！！！ (2020年1月30日 3時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 曇天に笑うさん» ご指摘ありがとうございます！全部直してきました、もしまだ直ってないところ見つけたら教えて頂けると有難いです (2019年12月22日 20時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - あのー令和の時代からこんにちは1〜4の話なのですが冨岡が富岡になってますので書き直した方がいいかと思われます (2019年12月22日 18時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2019年12月3日 17時
