令和の時代からこんにちは3【鬼滅の刃】 (ページ43)

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普段優しい人ほど怒ると怖いページ43

でもある日

炭治郎と禰豆子の事を良く思わない隊士達がある行動に出た

炭治郎から禰豆子の入った箱を奪い陽の下で開けようとしてるのだ

炭治郎｢返せ！｣

善逸｢禰豆子ちゃんはいい鬼だ！｣

伊之助｢返せ！｣

隊士｢鬼は敵だ！全て悪鬼なんだ！いい鬼なんて居ない！｣

隊士2｢共闘なんて夢物語語ってんじゃないわよ！｣

隊士3｢柱も柱だ。何故鬼を認めるのか！｣

隊士4｢ここで証明してみせてよ！｣

隊士達は刀を構え箱を開けようとする

炭治郎｢禰豆子ぉぉ！！｣

ｷﾞｷﾞ…

ﾀﾞｧｧﾝ!

隊士＆かまぼこ隊｢！？｣

砂が舞った
砂埃が上がって視界が見えない

隊士｢あれ開かない…｣ｸﾞｯｸﾞｯ

箱の上には白い手が置かれていた

砂埃が晴れる

箱の上に手を置いていたのはAだった

隊士2｢A様！？｣

隊士4｢何故邪魔するのです！｣

A｢何してんの？｣ﾆｺｯ

隊士｢…ひぃ｣

A｢この箱返してね？乱暴に扱ってええもんちゃうから｣

そう言うと隊士達から箱を取り上げ炭治郎に返した

炭治郎｢A…｣

A｢中何が入ってるんか知ってるよね？｣

隊士3｢鬼です…｣

A｢せやな、陽の下に出したらどうなる？｣

隊士2｢焼けます…｣

A｢何でこんなことしたん？｣

隊士｢良い鬼なんて居ないからです！｣

A｢うんうん、その考え捨てるなとは言わん。でも世の中例外もあるんやで？｣

善逸(怖い…)

A｢君達がこの鬼を悪鬼って言うのはかめへんけどその証拠ある？｣

隊士｢…ｯ｣

A｢昼間に悪鬼じゃないことを証明しろって言うのも変な話やしなぁ…｣

隊士3｢でも｣

A｢ん？禰豆子ちゃんの実力が見たいなら夜やな。炭治郎と合同任務すれば分かるよ。決めつけは感心せんしな｣

隊士達は黙ってしまった。Aの迫力に押されたのもあるし正論をぶつけられてるからだ、何より笑顔が怖い

A｢この箱の中身炭治郎にとって命に変えても大事なもんって知ってる？｣

隊士達｢…｣ｺｸｯ

A｢自分が大切なものを奪われた時どんな気持ちやった？…炭治郎も一緒や｣

炭治郎｢A…もう…｣

炭治郎にシーっと言ったあと

A｢もう二度とすんじゃねぇぞ！｣

怒号が響き渡った

隊士達｢はぃぃ！！｣

後から追いついてきた柱達(怖い…)

A｢ついでに隊士(禰豆子ちゃん)に刃を立てるの御法度やで？今回は黙っといたるわ｣ﾆﾋｯ