令和の時代からこんにちは3【鬼滅の刃】 (ページ30)

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必要か不必要かページ30

弟｢は？お前を姉とか思ったことないし。勉強教えてやるとか姉貴ズラしないでくれる？キモイ早く部屋から出ていって｣

妹｢お姉ちゃんは私と弟にとって要らない存在だよ｣

父と母は私の容姿や頭を売りに私をテレビに出したり雑誌に出したりしてたから私によく構った。それを見て弟妹は嫉妬したのだろう。

テレビや雑誌とか苦痛でしかないのに…大体なんでこの容姿が売れるのか…
これで売れるなら全世界の女の子売れると思う

はぁ…弟妹とは仲良くしたいのになぁ…たまに姉弟姉妹喧嘩したり、一緒にお菓子食べたり…

弟｢キモイ｣妹｢早く出てけ｣

…ウチなんて要らんよね、ごめんね。不必要な存在で

ﾑｸｯ

A｢…夢か｣

こっちの時代に来て1年くらいたったのかな多分

鬼殺隊って兄妹兄弟姉妹関係で鬼殺隊になる人多いよね

羨ましいなぁ

炭治郎｢A？おーい｣

はっ！ボーっとしてた！

A｢何？｣

炭治郎｢悲しいことあったのか？｣

A｢…無いよ？｣

善逸｢悲しい音が聞こえるよ｣

A｢気の所為やろ、ウチ任務あるから！｣

そう言って走って逃げた

A｢生きるって何なんやろ｣

冨岡｢…｣

今日も鬼を斬る、まただ鬼になった兄を弟が助けてくれって。でも斬った、弟が襲われたから

これで良いんだ…死ぬよりかは…

｢…お嬢さん、こんな夜に危ないですよ｣

A｢ウチは大丈夫や…はよ家帰りお兄さん｣

｢送ります｣ﾋｭｯ

A｢！？｣

さっきまで距離があったのに急に近づいてきた
私は固唾を呑んだ

油断した…

A｢…ｯ!｣

｢おや、やりますね｣

ギリギリで攻撃を塞ぐが第2波が直ぐに

ｶﾞｷｨﾝ!

A｢！｣

冨岡｢生殺与奪の権を他人に握らせるな…｣ｸﾞｸﾞｯ

A｢義勇！？｣

｢ﾁｯ…邪魔が入ったか、ならまたの機会だな｣

そう言うとお兄さんは消えた

冨岡｢…おい｣

A｢はい｣

冨岡｢油断するな！｣

A｢……｣

冨岡｢死んでからでは遅いっ！｣

初めて冨岡のガチ怒を喰らったAはすごく落ち込んでいた

冨岡｢お前は必要な存在なんだ…死なれては困る！｣

A(鬼殺隊としてなんやろうな…)

冨岡｢鬼殺隊としては勿論｣

A(ほらやっぱり…)

冨岡｢俺達にも欠かせない存在だ！自覚しろ！｣

A(え…)

顔を上げる
必要な存在？ウチが？みんなの？

冨岡｢Aは皆から必要とされている。嘘だと思うなら他の奴らにも聞いてみろ｣