エピソード時透無一郎 ページ16
時透side
僕は…Aが鬼殺隊に入った頃くらいに柱になった
その時の氷柱は花咲 葉玲って人
僕は基本無愛想だ、自分でもよくわかっているでも葉玲はそんな僕でもお構い無しに絡んでくるんだ
もちろん最初は鬱陶しいって思ってたよ？でもなんかだんだん悟ってきて諦めたんだ
でもね、気づいたら好きになってたんだ。今ならわかる、まるで兄みたいな存在だったんだ
葉玲はある時から継子の話をするようになった。
べた褒めだよ、会わせてくれって言ったら
花咲｢やだ！無一郎とAは歳が近いからAを取られる！すぐ仲良くなっちゃう！｣
とかよく分からない事を言ってたな…
柱合会議で葉玲の死を聞いた時心になんかズシッてきたんだ。気づいたら目から涙が出てた
嗚呼…また居なくなった…僕を置いて…
葉玲の継子が次の氷柱だって、階級甲で鬼を50匹以上 十二鬼月を倒してるって
へぇ、やるじゃん
A｢氷柱 神鳴Aです｣
A…彼女の声は凛と澄んでて耳にスっと入ってきた、葉玲が褒めるだけはある。僕でもわかるすごく可愛い。それとなんか落ち着くんだ…
でも目は霞がかってる…
認めるも認めないも僕はすぐに忘れちゃうから…
いつだったか忘れたけど任務で助けられた
十二鬼月戦だった、その時任務続きで四徹してて…あ、終わったって思ったの。でもAが助けに来てくれた。Aはどうしたと思う？
A｢何ぼーっとしとんねん！｣ﾄﾞｶｧ!
上から降ってきて
そう僕に言いながら鬼を蹴り上げたんだ
任務のひとつで木の上から見てたんだって
Aの力強い声を聞いて安心した
十二鬼月をサッサと片付けたら僕に手を差し出して立たせてくれた。その後、藤の家紋の家まで送ってくれた。
この時僕は彼女を好きになってたんだと思う
忘れっぽい僕だったけどこの気持ちだけは忘れなかった、Aを見るとドキドキするんだ。記憶を取り戻すまで何かは分からなかったけど
Aと一緒に居る時間は楽しかった、あっという間に感じた
普段Aは大人びてるし戦闘時なんか男よりカッコイイけど
笑顔は子どもっぽいあどけなさがある
笑顔を見る度この笑顔を守りたいってこの子を幸せにしたいって思うんだ
強くて優しいAを
目にかかってる霞も僕が晴らす
葉玲がすぐ仲良くなるって言ってたけどもう、仲良し以上の関係だよ
恋仲だからね…ふふ…
時透｢葉玲、僕が幸せにするから｣
僕は空を見上げ笑いかけた
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風鈴(プロフ) - CSSお借りしてみました！もし見にくければ元に戻すので言ってください！！ (2019年11月16日 22時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2019年11月3日 0時
