令和の時代からこんにちは3【鬼滅の刃】 (ページ26)

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番外編勘違いページ26

風が強い…

A｢いッ…｣

目に砂が入った

炭治郎｢大丈夫か？見せて｣

流石炭治郎、面倒見が良い。目に入った砂を取ってくれた

それにしても身長高いなぁ、ちょっと屈んでた

その様子を見てた者が1人

時透｢嘘…｣

時透は駆け出していたその場からすぐに離れたくて

炭治郎｢ｸﾝｯ…時透くんの匂い｣(悲しい匂いがする)

A｢まじ！？｣ﾊﾟｧ

炭治郎｢あれ、居ないなぁ｣

夜

｢ｸﾞｧｯ！｣

A｢ふぅ｣ｶﾁｯ

今日も任務で鬼を斬る。今日はまだ1度も無一郎を見てないせいで無一郎充電が切れそう。やる気が…

その今日もあと数時間で終わるけど

｢あぁぁぁん！！｣

泣き声！

泣き声が聞こえた方に行くと鬼と子どもが居た

子｢助けてぇ！お父さん！お母さん！！｣

｢可哀想にｲｯﾋﾋｯ｣

私は鬼と子どもの間に立ち塞がる

A｢はよ家帰り！｣

子｢ふぇ？あ、ありがとう！｣

しっかりしてる子で良かった…
子はすぐに走って逃げた

鬼｢あ？なんだお前、俺の飯を逃がしやがって！！｣

鬼は私に襲いかかってくる
それを難なく躱す

鬼｢血鬼術影鎖｣

街灯で伸びた影から無数の鎖が出てくる
Aの腕や脚に絡みついた

A｢ｸｯ！…んぬぬ！ぐぬぬ！取れん…なんやこれ…｣

鬼｢お前は俺の飯を逃がしたから苦しみながら死なせてやろう｣

鎖は短くなり私は地面に仰向けに固定される
その上に馬乗りしてきた

汚ねえ…

A｢氷の呼吸伍の型冷目｣

鬼｢っ！その技は厄介だ｣

顔に鎖が巻きついた隙間から少し見える

どうするか思考していた

ｻﾞｼｭ

鎖の隙間から見えたのは鬼の頸が飛ぶ瞬間だった。頸が飛んだ瞬間鎖は弾けるように消えた

A｢…？｣

ゆっくり起き上がる、目の前に居たのは時透だった

A｢むいくん！｣ﾊﾟｧ

時透｢炭治郎でも呼べば良かったじゃん。じゃあね｣

A(怒ってる…？)｢な、なんで怒ってんの？｣

時透｢は？怒ってないし｣

A｢いつもより冷たい｣

時透｢いつも通りだよ｣

A｢何が気に食わんの！？何炭治郎呼べばって！｣

時透｢…A分かんないの？そんな鈍感だっけ？｣

A｢教えてや…｣

時透｢心当たりないの？バレてないと思ってる？｣

A｢な、なんのこと…？｣

時透はさっさと歩いて行くので一生懸命追いかける

Aはいつもと違う時透の対応に戸惑っていて今にも泣きそうだ

人前で涙を見せることがないAが