ありがとう師匠 ページ6
なんで…なんで…師匠が目の前に
花咲｢Aってそんな簡単に諦める奴だったか？俺の知ってるAはもっと粘り強くて我慢強いんだがなぁ…言い方を変えると頑固｣
A｢うるっせ｣
あー、やっぱ何か死んでも一言多いしうるさいなぁ…
花咲｢あのな、A。お前はもっと自覚しろ、人の心が読めるなら簡単だろ｣
何言ってんのこの人ちょっと意味わかんない
花咲｢…(汗)俺が死んで悲しんでたんじゃねぇのかよ…なんでちょっと引いてんだよ｣
A｢師匠が変なこと言うから｣
花咲｢まあ取り合えず、Aは中途半端なやつなんかじゃねぇよ。みんなから求められてる、信用だってされてる。少なくとも俺はいつでもお前の味方だ｣
師匠のくせに………師匠のくせに…もう…
A｢なんでうちを置いて逝ったんよぉぉ｣
うわーんと泣き出す私。ずっとずっと言いたかった言ってやりたかった
花咲｢ごめんな…｣
そう言って透けてる手を私の頭にぽんと置く
あぁ…冷たい…
その冷たさがより一層死んでるんだと思わせる
花咲｢言っとくが氷の呼吸の使い手はみんな手が冷たいぞ。｣
何か感じ取ったのかそう弁解する師匠
花咲｢Aの手も冷たいからな｣
自分の手を首にあてる
A｢ほんまや…ｸﾞｽｯ｣
花咲｢知ってるか！手が冷たい奴は心が暖かいんだとよ！｣
…確かに師匠の手は冷たいけど心はとても暖かい
A｢ごめんなさい…うち…師匠の仇打てんかった…ｸﾞｽｯ｣
花咲｢お前はほんと可愛い奴だな〜｣
笑いながら私の頭を撫でる…なんか変なこと言ったかな…
花咲｢俺はお前が死んで仇打つのと、仇打てずに生きて帰ってくる2択なら後者を選ぶぞ？｣
A｢…！｣
花咲｢生きていればまた戦うことが出来る。｣
A｢……師匠も帰ってきて欲しかった｣
花咲｢あの怪我で追撃しようとした俺が悪かった…｣
怪我してたのか…師匠にデコピンを喰らわせてやりたいが、体が透けていてすかしてしまう
向こうからは触ることが出来るのに…！！
なんか悔しい！！！
花咲｢お前は明日への██だ、俺のために死んでくれるな｣
そう言い残し消えてしまった…もっと話したかったのに…それに明日へのなんて言ったんだろ
気がつくと自分の屋敷の目の前だった
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風鈴(プロフ) - 夏蜜柑さん» ご指摘ありがとうございます！！ (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 葵ちゃんはカタカナだと思います。 (2020年2月26日 17時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます！外しました、以後気をつけます (2019年10月12日 1時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。違反だという事を意識して下さい (2019年10月12日 0時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月12日 0時
