今日も今日とて ページ44
今日も任務だ。鴉を追いかけ次々と街を駆ける
A(やばいやばいやばい！！)
何がヤバいかと言うともうすぐ日が暮れそうなのだが一向に目的地に着きそうでない
Aはいつもより数倍呼吸を活用し身体強化しているがもうすぐ限界突破しそうだ、柱だけあって速い
そのおかけで50m走2秒くらいで走りきれるかもしれない程だ
道行く人は皆彼女をみて度肝を抜かしている
A(も…むり…これ以上速くならん…！…遠すぎ…やろ…！)ﾊｧﾊｧ
全集中常中を使える肺活量でも流石にこの距離は息切れする。
A(列車は使えん中途半端な場所とか…！運悪すぎ！！)
時刻は深夜を回っている、限界突破のまま走り続けてようやく目的の村に着いた
A｢やっと…昼前に出たのに…ｺﾞﾎｯ…｣
口の中が血の味がする
血の匂いがする。あれ？もしかして口切った？
いや違う、これは…
そう思ったときには体は匂いを辿って走っていた
ここの家や。扉は空きっぱ…
私はそろ〜と家の中を見る
A｢……遅すぎたか｣ｸﾞｯ
無残にも死体が2つ横たわっていた
ｶﾞｻｯ
家の裏から草が揺れる音がした
誰か生き残ってるかも…
｢茂…元に戻ってくれ…どうしちまったんだよ…｣
男の子が2人、1人は人間。首を絞められ苦しそうにジタバタ踠いている
もう1人は鬼、状況から察するに鬼になりたてだ
茂？｢ｸﾞﾊｯ!｣
私は鬼を蹴り飛ばし、刀を構える
｢ｺﾞﾎｯ…ｶﾞﾊｯ…！？君は…｣
A｢鬼殺隊…あの子は鬼や、悪鬼は斬らんとアカンのや｣
｢待ってくれ！俺の弟なんだ！！殺さないでくれ！頼む…！唯一の弟なんだ！！｣
男の子は私にしがみつき懇願してくる
A｢あの子を斬らんと君食べられんねんで！？君だけやない、君以外の人も食うんや！｣
｢あいつはまだ人を食ってない！頼む…！あいつは人を食わない…！｣
茂？｢ｳｩｩｩ…｣
A｢あれは完全に人ちゃう。もう………死んでんねん…｣
｢…！死んでなんかない！｣
そうこうしてる間に鬼は私達に突進してくる
A｢！危ない！｣
私は男の子を庇い覆いかぶさった
頬を爪が少し掠めた
攻撃の手は緩まない
A｢……恨むなら、恨んでくれ｣
そして私は鬼の首を落とした、即座にその場を後にする
｢…なんで｣ｸﾞｽｯ
茂｢兄……ちゃ…ごめ…ね……｣
後ろで弟の名前を叫ぶ兄、弟は塵となって消えた
今日も今日とて
｢ほう…｣
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風鈴(プロフ) - 夏蜜柑さん» ご指摘ありがとうございます！！ (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 葵ちゃんはカタカナだと思います。 (2020年2月26日 17時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます！外しました、以後気をつけます (2019年10月12日 1時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。違反だという事を意識して下さい (2019年10月12日 0時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月12日 0時
