鬼門 ページ3
その日は突然に来た
甘太郎｢イソゲ！イソゲ！｣
今日はやけに鎹鴉の甘太郎が騒がしい…じゃなくて急いでる
A｢なになになに。どうしたん甘太郎｣
甘太郎｢他ノ柱ガ苦戦シテイル！！応援要請ダ！｣
A｢！？｣
え…柱が…一体どんな鬼…
甘太郎｢上弦ノ鬼！上弦ノ鬼！！｣
A｢上弦…！！｣
上弦の鬼…それは師匠を殺したかもしれない鬼…私の仇だ
A｢行くで！甘太郎！！案内を頼む！！｣
私はすぐさま帯刀し屋敷を飛び出していった
A｢はぁはぁはぁ…｣
全速力で走って目的の場所に着いた
そこに居たのは蟲柱 胡蝶しのぶだった
そして何とも恐ろしい雰囲気の鬼
胡蝶｢…A！｣
A｢氷の呼吸 肆の型 ブリザード！！｣
刀を地面から空に向け勢いよく上げる。そこに回転を加える
頸を斬れなくてもいいからとりあえずしのぶさんを助けたい！！
A｢…ｸｯ｣
この技は腕がもげるかと思うほど腕に負担がかかり苦しい。師匠には｢腕の筋力が足りないだけ｣と言われていたが…ちゃんと腕立て伏せとかしてたのに…！！
｢うぉっと｣
鬼は避けたようだ、だがしのぶさんは私の腕の中！！
｢君よくやるね。僕は童磨上弦の弐だ。君は顔立ちも整っていて美し｣A｢黙れっ！！｣
声を荒らげて鬼の声を遮る。美しい？ふざけるな！！
愚辱されたみたいでイライラする。その言葉私はあまり良い気持をしない
回想
『君は可愛い、どうだいモデルになる気は？』『ほんま！可愛いからって調子のってんじゃねーよ！！』『Aって可愛いよな』『でも勉強も出来てスポーツも出来て噂によると性格も良いらしいし…そんな完璧女って近寄りずらくない？』『確かにな笑』
顔のせいで女子からはハブられていた、男子からも一目置かれていた。
こんな顔だからいけないんだ何度も整形したいとか思ったし顔をズタズタにすれば…とかも思った全部母さんに止められたけど
A｢氷の呼吸 伍の型 冷目…｣ｷﾞﾛｯ
刀を目より下の位置に固定する。前髪と刀の隙間から相手を睨む…こうすれば効果は倍増する
童磨｢…ｯ｣ﾋﾞｸｯ
｢残念だがそれはあまり効かないなぁ、その顔も美しい…｣
けど一瞬動揺したのを私は見逃さない
童磨｢そう言えば今の目…何処かで見た事あるなぁ…｣
A｢ｯ！？｣
師匠か…師匠の事か…
童磨｢あ、あの人か！女の人だ！｣
師匠じゃない…
童磨｢あ、でも｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - 夏蜜柑さん» ご指摘ありがとうございます！！ (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 葵ちゃんはカタカナだと思います。 (2020年2月26日 17時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます！外しました、以後気をつけます (2019年10月12日 1時) (レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。違反だという事を意識して下さい (2019年10月12日 0時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月12日 0時
