氷の剣士 ページ10
A｢〜♪｣
歌いながら歩いていた。すると鎹鴉の、｢甘太郎｣に
｢緊張感ノナイヤツめ｣
と言われてしまった
鬼の気配は感じる。でも見つからない…だからあえて歌っている。自分の居場所を知らせるために
ｶﾞｻｯ
Aビクッ
私は柄に手をかける
｢にやぁ〜｣
なんだ猫か……私は猫に目がない
A｢きゃー♡可愛いでちゅね〜こんなとこにいたら危ないでち…！？｣ｻｯ
とっさに後ろに下がった。
しまった油断した！！
A｢ほう…そう来るか…猫ちゃん…｣
猫｢にゃぁん｣
A｢分かっとんねん、猫ちゃんに化けた鬼さんよぉ？｣
そう言うと猫はうにょうにょと形が崩れていき二足歩行の生き物へと姿を変えた
鬼｢ほう、よく俺の血鬼術を見破ったな。ｸｸｸｯ｣
A｢正直、直前まで油断してたわ…(苦笑)けど、やっぱりうちの目は誤魔化せへんねん｣
そう言って自分のこめかみをトントンとした。
鬼｢へぇ、ならその目美味しく食ってやる！！｣
襲いかかってくる鬼…
吹雪のような呼吸音が辺りに木霊す
A｢氷の呼吸 弐の型 つらら落とし！｣
鬼｢…！？クソッ！避けきれ…！｣ﾎﾞﾄｯ
A｢次は鬼になんかなるなよ｣
そう言って私は踵を返した
A｢血鬼術の猫ちゃん可愛かった…｣
その言葉は鬼に聞こえたか分からないが褒め言葉として、受け止めてくれたらいいな
鬼の気配が消えたことを確認しいざ屋敷に帰る。疲れた。早く帰りたい、師匠が待っている。来た時より飛ばして帰った。なので5時間ほどで帰れた、夜ということもあり人通りが少なくスムーズに道を行けたからだ
A｢ただいま！｣
そう言って扉を勢いよく開ける
師匠はご飯を作って待っていてくれた
花咲｢お帰りなさい。先に風呂に入りなさい、汗をかいただろ｣
A｢うん、ありがとう｣
ありがたく先に風呂にはいらせてもらった。そして夜ご飯を食べて寝る準備万端！
花咲｢おい、｣
呼ばれたので振り返ると、
花咲｢初任務おつかれ様。ご褒美に菓子を買ってきたぞ！！一緒に食べよう｣
と言われた
断る理由もないため｢おおきに！！！！｣と言い一緒に食べた
A｢しあわせ〜師匠ほんまにありがと！うち師匠に拾われて良かったわ…ほんまに…｣
花咲｢そっか｣
素っ気ない返事だけど照れてるのがわかる。見た目的に20代後半のアラサー。優しくて顔立ちも良いのになんでお嫁さん居ないんだろとか思ったのは内緒…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風鈴(プロフ) - 妖精・ナルルさん» うわぁぁぁぁ！！！！！！！！ありがとぉぉぉぉございますぅぅぅぅぅ！！！！！！もっと面白く書けるよう頑張ります！！(´；ω；｀) (2020年3月1日 13時) (
レス) id: cf0d5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル - 面白いとか聞いてない… (2020年3月1日 13時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2019年10月2日 9時
