Noroi7(続) ページ30
障子を開けたのはイライラした夾。
｢だから少し話を聞くんだ、夾!｣
｢っるっせぇ!｣
夾の背後には紫呉の姿も。
2人は食卓の周りをくるくる周りながら言い合いを始める。
｢あったまきた!!そーやって人を掌の上で転がして楽しいかよ!!｣
｢待ちなさい!楽しくないかと言えばかなり楽しいが、でも君の為なんだよ!｣
｢全っ然説得力ねぇ!!｣
｢あの、お帰りなさい……!夕飯は……｣
｢いらねぇ!!｣
『夾ｯ!』
夾はﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯと階段を上がっていった。
｢夾!透君にあたるんじゃない!というか、ちゃんと玄関から入りなさい!!靴も脱ぐ！｣
そんな事を言いがてら紫呉も今更靴を脱ぐ。
｢紫呉本当に説得力ないね。｣
『だね。同感だよ。』
私ははぁ〜と溜息をつく。
｢紫呉さん……夾さんは一体……｣
｢嗚呼、あれね。怒ってるから放っといて。今日夾を騙して編入試験受けさせたもんだから。｣
今日夾……ダジャレ……?私はｸｽｸｽと笑う。
｢編入……?｣
｢月光ちゃん、ダジャレとかじゃ無いからね？｣
あ、そうなんだね……………
｢つまり、明日から夾君も透君達と同じ高校に通うことになった訳ですよ！…………いただきまs…｣
あ、これは由希が怒るねw
｢食べるな近付くな出ていけ……ｯ｣
あーらら。やっぱね。
｢うん、まぁね…………。怒ると思ったよ。やっぱね｣
分かってたなら何でやるのかな。
紫呉は由希の纏った冷た〜い空気に箸をおく。
｢夾はね地元で受かった男子校にも行かず、四ヵ月余り行方をくらましていたんだよ。｣
山籠もりね。
｢僕も由希君も、誰も………じゃぁないけど!!居場所が分からなかったんだけど、今日教えてもらったよ。｣
はぁ〜…私を見ないでよ…………しかも｢じゃぁないけど｣を強調しないでよ……
その後、本田と紫呉と由希は色々話していたが私は夾がいる二階をぼぉーっと見つめていた。
『夾ー。屋根の上にいるでしょー。』
｢あﾞ?おお、月光か…………｣
『何。怖い声出したりして。』
｢あ、いや……んで、何か用かよ?｣
夾は屋根から降りてくる。
『うん。明日さ、ちょっと遅くなるかもしれないから。それと本田に謝りなよ〜。ほじゃ、おやすみ〜』
｢………………おう……。｣
更新サボり気味ですぅぅぅぅぅ(T^T)
すみませんっっっっ!!!!どうかお許しを〜！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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あずきいろ
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黒霧
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十二支 - *音羽様へ*お気に入りなんて………ありがとうございます(///∇///)励みになります！亀更新ですがこれからもどうかよろしくお願いします。 (2021年12月23日 20時) (
レス) @page31 id: cec165a630 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - とても面白く私のお気に入りです (2021年12月22日 23時) (レス) @page19 id: 0668c8ddf0 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - 応援してます (2021年12月22日 23時) (レス) @page19 id: 0668c8ddf0 (このIDを非表示/違反報告)
十二支 - 返信が遅くなってすみません(--;)喜んで頂けて良かったです!!励みになります!!亀更新ですがこれからもよろしくお願いいたしますm(。_。)m (2021年12月18日 1時) (レス) id: 14a7165e38 (このIDを非表示/違反報告)
海桜(プロフ) - すごく面白くて、更新されるのが楽しみです。ヒロアカとフルバの話はあまりなくてすごく読みたいと思っていたので、すごく嬉しいです！！これからも頑張ってください！！応援しています！！ (2021年12月14日 4時) (レス) id: fc5bf49b75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十二支 | 作成日時：2021年10月28日 4時
