お前しか見えへんし

No.２１ ページ21

大倉side

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「やすはこっち、俺こっち」

「え、アカンよ」





やすがソファーとかアカンやん
俺はそーゆーの慣れてるからええけど←
風邪ひいてほしくもないし…ソファーから落ちて怪我…なんてのも嫌やし…

でも、やすはソファーに座って体育座りをし始めた
きっとそこから動かないという意識なんやろう






「ひっ!?//」





なんやねん、ひっ、って爆笑
可愛すぎやろ、あ、ちなみに何をしたかと思うと動きそうにないやすをお姫さまだっこしたんよー
軽い…





寝室のベットについてベットに降ろし、寝かせて布団をかぶせてあげる





「おやすみ、やす」

「な、…一緒に…寝ぇへん？…」






おやすみ言うて、電気消して部屋を出ようと思ってたら、やすに背を向けた瞬間裾を引っ張られ、一緒に寝ぇへん？って…





「ごめっ、いややんな…！」

「いや、ちゃうよ！ちゃうちゃう、いや、だって…一緒にって…やすが…」

「僕は平気…もしたっちょんがここで寝ぇへんなら僕向こうで寝る！」

「分かった、じゃあ…一緒に…//」






やすの押しに負けて一緒に寝ることに
意外とやすって強引、大胆！？//←
そんなギャップじみたとこももっと惹かれるわ
寝れへんけど、とりあえず、目瞑んなきゃ






「たっちょん、寝た？」





今ここで返事したアカン、寝てるフリ…
だって、我慢できひんくなるやん






「寝たんか…、僕な、たっちょんやから一緒に寝れるんやで？…おやすみ、また明日」






俺やから？何？どーゆー意味？
よぉ分かれへんけど、嬉しい…って言う感情でええんかな？









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「んー、たっ……ん！」



んー、なんやぁ…




「たっちょん、苦しいぃい…」

「はっ！？ご、ごめんごめんごめん//」

「んぅ、大丈夫笑」






俺はなんてことを…だから一緒に寝ちゃいけなかったんや、やすのこと抱き枕にするからー





「なぁなぁ、今日休みやんか、やからお出かけせぇへん？」




お出かけ……＝デート！？//




ということで、やすとお出かけすることに
やすが洋服ないから、俺のを好きなように使ってって言ったら…ほんまにこれ俺の服か？ってほどキラキラしてる
やすってセンスええんやー、また新しいこと知った





「やっぱ、たっちょんの洋服大きいな〜…」





自分の袖と裾みてショボンとしてる
……可愛ええ

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kicyu

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