お前しか見えへんし

No.１８ ページ18

大倉side

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「夜ご飯とかどないしよう…」






やすがあたふたしてたから俺は自然とわろてたみたいで、やすがはてなマークを浮かべてこちらを見てた





「え、たっちょんなんでわろてんねん笑」

「だって面白くて笑 ご飯なら俺作るから」

「たっちょん作れるん！？」






たっちょん作れるん！？なんてキラキラな目で言われて、ちょっとは…なんて返したらよし、僕も手伝うって…笑






パスタでいいー？って聞いたら、にっこりした顔で頷く、僕パスタ茹でるなって
こんな夫婦みたいな感じがすごく心地よかった





「ＯＫ、こんな感じ？なんか多いような気ぃすんねんけど…」






ん？どれどれーって覗いたら案の定多い。←
え、めっさ多ない！？
明らかに水とパスタの量おかしいやん
やすの手に持つパスタの袋…
中何も入ってへんし、もしかして…






「やす、もしかして全部入れたん？」

「やってひと袋て…」

「あっはっはっはっは爆笑 これひと袋で６人前て書いてあるやん爆笑」

「え、あ、ホンマや！」








あー、面白い笑
どんだけ食うねん、流石の俺でもパスタは…←
その後も色々ハプニング？はありました笑

やすがお茶かと思って入れたらりんごジュースでしたとか、パスタにかけるソース作る言うたのにケチャップかけるしゆで時間間違えて麺はびよんびょん笑








「僕のせいでごめんな…やっぱたっちょん1人でしてくれた方が良かったやんな…」

「いやいや、面白かったし、何より助かったで」






俺がフォローしたのに、やすは俺を見て笑いを堪えてた
俺から視線を外して口抑えて
もー、なんでわろてるん！？って聞いたら
こちらを見て、
だってたっちょん口にいっぱいついてる笑子供みたいやなぁ
って。←
は、恥ずかしい…//
口元を恥ずかしながらに拭いた








「ここも笑」








なんて言って生のやすの指で、
ティッシュ、タオルも使わず生のやすの指で俺の口元のソースを拭いてくれた





あ、ティッシュで拭かれた…←
そりゃ当たり前か笑
でも、なめてもらうのが俺の理想やったんやけど…←

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あずきいろ

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kicyu

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