なにも言わなくても 3

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太輔side








Aは見るからに顔色が悪かった。



元々肌が白いからいつも通りと言われたら


それまでだけど、






そんな中でもわかるくらい顔色が悪かった。








少し会話をしていたら



Aが少し辛そうな顔をして


お腹を擦った。








あっそれが原因だなって。



そんなときは優しく問いかければ


Aは必ず言ってくれる。









どうせ隠そうとしていたんだろうけど、

俺に隠し事は無理だな、、笑









「体調悪いんだろ、、？」









『あのーー、えっとー・・』









「ちゃんと教えて？、な？」









『うん。』









『お腹痛くて、お、女の子の日で・・・』









『せっかく来てくれたのにごめんね・・・』









「なんで謝るんだよ、」






逆に良かったと思ってる。



俺が仕事だったら一人で

今頃苦しんでいたんだろうし、








俺が知らない間に辛い思いをして、


誰にも言えなくて我慢して、





そんなの彼氏の意味ある・・・？









「Aが体弱ってるとき癒してあげるのが


　彼氏の役目だろ？な？」









『だっていつもみたいに一緒にお風呂入れないし・・』









真顔でそんなこと言ってくるから


「ふふっ笑 そんなに一緒が良かったの?」









『あっいや、そういうことじゃなくて・・//』









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