なにも言わなくても 3

＊ ページ11

.





太輔side









Aが一緒に入るお風呂をそんなに


楽しみにしていたなんてすごく嬉しいけど、







その喋っている間も時々顔を歪めた。





「ごめん、辛いな横になりな？」









『ん、ごめん・・』









Aは余程辛かったのか、

素直にすぐベットに横になった。









『ありがとうね・・・・』









「ん？」









『会いに来てくれて、、寂しかった。』









「お、おう。」




正直びっくりした。


Aの口から寂しいと聞けるなんて。




やっぱり我慢させてたんだなぁって、









「これからも寂しい思いさせるかもしれない、」









『うん、わかってるよ・・・。』









『キラッキラのアイドルだもんね笑』









「まぁな、、笑」









「寂しいときとか辛いときはLINEしてきていいから。」









「その時すぐには返せないかもしれないけど、




　後で絶対見るから。だから我慢しないで？」







Aがいつも以上に愛しく思えて、


俺の方が会えなくて寂しかったんだぁって


今日改めて感じた。









やっぱり、Aの存在って大きかったんだな。








.

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す