なんでなの？ �� 【リク】 ページ30
『シルク...！Aちゃんが私のことが邪魔で、それに私のこと嫌いだって...。シルクは私のものってビンタしてきたの...。』
そう言って、頬を抑えながら涙目になりシルクへ抱きつきに行く奈美さん。
ビンタなんかしてないし、邪魔だとも嫌いだとも言ってないのは確かだ。
シ「は？A、何してんの？」
「してない、私はそんなことｯ...」
『嘘ついてる！シルクにいい所ばっかりみせて...。』
シ「... ちょっとAありえないわ 。」
なんでシルクまでそっちの味方なの？
幼馴染よりメンバーより、元カノの方が信用してるの？
なんで、シルクは私を信じてくれないの？
「... してないって言ってるじゃん！」
シ「そんな逆ギレしなくてもさ。てかその前に謝らないとだめだろ。」
「なんでやってもないこと、謝らなきゃいけないの？」
シ「こんなに泣いてんだから、やったに決まってんだろ！」
「... もう、いいよ。先帰る。」
感情のままに発した言葉に後悔をしつつも、私はその場から走り去った。
遠く離れた人影の少ない端っこの方にたどり着き、壁に寄りかかって溢れ出る涙を拭く。
「バカ...、バカシルク。」
座り込み、携帯を開いてだほちゃんに電話をしてみる。
「... 出ない。」
きっと丁度アトラクションに乗って、ダーマと叫んでいるのかもしれない。
大きめのため息を吐くと、立ち上がって乾ききった喉に飲み物を買おうとした時、誰かに腕を掴まれた。
《お姉さん、何してんの〜？》
「... 友達待ってます、」
少しいかつい、高身長の男。腕を握る力が強くて、痛みを感じる。
《それにしては目が充血してるみたいだけど、彼氏と喧嘩でもした？》
「別にそんなことないです、離してください！」
手をブンブンと振るも、相手は男。流石に適うわけなくて。
《あ、よく見たら Fischer'sのAちゃんじゃん！》
「人違いです...。」
《え〜！そうじゃん！いや〜、俺いい子掴まえたわ。》
そう言うと「俺とデートしよっか？」と微笑まれ、強引に手を引かれる。
「離してくださいｯ！」
そう叫んだ時「A！！」と私の名前を呼び、走ってくるシルクの姿が見え、そのまま男に飛びつく。
《いってｯ！！おいなに... 》
シ「今度またAに触れたら、次は容赦なくフルボコにすんぞ...。」
《すいませんでした！！》
半べそをかき、走り去っていく男。その姿を見ていると、急にシルクに抱きしめられた。
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にとまる。 - 富士急で携帯無くてシルクも見つけられなかったのにだほちゃんに電話しちゃうんですね、、何事。 (2018年11月11日 19時) (
レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 小春。さんに質問ですけど、マサイといとこちゃんのデートの話はどうなったのでしょうか？ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
いゆま - 懐かしい思い出のシルクのとこで、涙ボロボロ出ちゃいました(泣)めちゃくちゃ文章力ありますね！ (2018年7月21日 0時) (レス) id: 4cb94a2676 (このIDを非表示/違反報告)
小春。(プロフ) - とむさん» コメントありがとうございます！本当に今まで全然気づかなかったです...。ご指摘して頂き、ありがとうございます(>_>) (2018年7月4日 18時) (レス) id: 6889d6ceb9 (このIDを非表示/違反報告)
とむ(プロフ) - お話読ませてもらいました！ニヤニヤしながらwでもひとつ気になったのが目次？のページのメンバー1人1人話してる部分？といえばいいのかな？ぺけたんがないのはなんでかなと、、、これからも頑張ってください(^^) (2018年6月11日 0時) (レス) id: df8a8bc98b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春 。 | 作成日時：2018年4月3日 21時
