原宿デート 《兄ク編》 #2 ページ19
「お兄さんこれどうですか?」
兄ク「絶対ふざけてんだろ。笑」
クレープを食べ終わり、ぶらぶらと歩いてる間に見つけた面白そうな雑貨屋。
入ってみると、服やら小物やらおもちゃやら色々なものを置いている。
そこで見つけたウサギの耳のカチューシャをお兄さんに渡してみると嫌々ながら付けてくれた。
「すごいww似合うww」
兄ク「ふざけんな。笑」
いつもは見られないようなお兄さんの姿に笑ってしまう。
ピンク色の耳が頭にフィットしているものの、体とは全く見合わずバランスが取れていない。
兄ク「Aも付けてみろ?」
「ええ...、やだ。」
兄ク「拒否権なんかねぇぞ。笑」
そう言って付けられるウサギの耳。自分では分からないけどどんな感じなんだろう?
兄ク「今すぐメイド喫茶で働け。」
「なんで命令系なんですか。笑」
兄ク「似合いすぎてるからに決まってんだろ。笑」
ぶんぶんと首を横に振り、「もう取りますよ?」とウサギの耳をとって元にあった場所に戻す。
店内をゆっくりと見ながら回っていると、お兄さんが橙色と黒色のブレスレットを手にしていた。
兄ク「今日の思い出にどう?」
「なんか、お兄さんらしくないセリフですね。笑」
兄ク「そうか?笑」
「でも、すっごく嬉しいです。」
兄ク「よかった。」
そう言って笑うお兄さんの笑顔に、私も思わず笑みがこぼれた。
レジに行こうとすると「いいから、待っとけ。」と頭をポンポンとされる。
兄ク「ん、俺からのプレゼント。」
渡された可愛い包装紙を開けると、さっきのブレスレットと可愛い髪留めが入ってた。
「ありがとうございます、髪留めまで...!」
兄ク「撮影とかの時邪魔だろ?」
「大事にします...。」
兄ク「大事にしてくんねぇと困る。笑」
「もうお兄さん大好きです〜!」
カメラも忘れて抱きつくと、カメラが体にぶつかったのか「いてっ」と言いつつも、よしよしと頭を撫でてくれる。
兄ク「遂にマサイから俺に乗り換えるか?笑」
「残念ながらそれはありませんね...。笑」
兄ク「それは残念すぎるな。」
_______________________
中途半端な所ですが、文字数により次の話に続けさせていただきます。
原宿デート 《兄ク編》 #3→←原宿デート 《兄ク編》 #1
502人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にとまる。 - 富士急で携帯無くてシルクも見つけられなかったのにだほちゃんに電話しちゃうんですね、、何事。 (2018年11月11日 19時) (レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 小春。さんに質問ですけど、マサイといとこちゃんのデートの話はどうなったのでしょうか? (2018年8月15日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
いゆま - 懐かしい思い出のシルクのとこで、涙ボロボロ出ちゃいました(泣)めちゃくちゃ文章力ありますね! (2018年7月21日 0時) (レス) id: 4cb94a2676 (このIDを非表示/違反報告)
小春。(プロフ) - とむさん» コメントありがとうございます!本当に今まで全然気づかなかったです...。ご指摘して頂き、ありがとうございます(>_>) (2018年7月4日 18時) (レス) id: 6889d6ceb9 (このIDを非表示/違反報告)
とむ(プロフ) - お話読ませてもらいました!ニヤニヤしながらwでもひとつ気になったのが目次?のページのメンバー1人1人話してる部分?といえばいいのかな?ぺけたんがないのはなんでかなと、、、これからも頑張ってください(^^) (2018年6月11日 0時) (レス) id: df8a8bc98b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小春 。 | 作成日時:2018年4月3日 21時