No13 ページ14
着いた。
ここか。デカっ。
「ピンポーン」
「はい」
「誕生日おめでとう。これプレゼント」
「あ,あぁ。サンキュ」
「それじゃ」
「ああ」
簡素な言葉だけだったなぁ。まあ私がそうしたんだけど。
「あっ彩!どうしたの?彩ってここらへんじゃないのに」
「実は…昨日KZと仲間にはなれないけど,友達ならいいって言ったんだよね。だから今日上杉さんの誕生日
だから誕生日プレゼントあげたの」
「はぁ?KZと友達?裏切ったのに?彩は優しすぎなんだよ!もう馬鹿!」
「ごめんて,刹那怒らないで〜」
「怒る」
「やめて」
「怒る」
「やめて」
「もう〜面倒。怒らない」
「よかった。あっこれ昨日買った洋服。似合ってる?」
「めっちゃ似合ってる」
「ありがとう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」
「可愛い(*´∀`*)」
「だよね(*´∀`*)」
「「え〜!!!誰?誰?ユーレー?」」
「ユーレーじゃないよ!菜乃花だよ!」
「なんで2人集まると3人集まるんだろう?」
「なんか二度あることは三度ある的な2人集まれば3人集まる?みたいな?」
「wwwwww」
「wwwwwwいいねそれ」
「でしょ!」
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私は夜にでベランダに出て夜空を見上げた。
そして夜空に,星に,今の私に,問いかけた。
今の私と前の私。どっちが楽しく幸せだっただろう。
答えはわからない。今は刹那達がいるけど,KZがいない。
前は,KZはいたけど刹那達がいない。
でもどちらかと言うと前の方が楽しかったかもしれない。
でも時間は戻らない。
夜空に手をのばす。この世界のどこまでも続く空に。
世界中の,今,空を見ている人に私の問いかけを言っても誰も答えられないだろう。
だって私が答えられないのだから。
でもせめてこの空に私の問いかけを聞いて欲しかった。
聞くだけでいいから。
明日は学校だ。家のピアノは売ってしまったから,学校の音楽室のピアノ使わせてもらおう。
ふわぁ。眠いや。寝よ。おやすみなさい。
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零斗 - よろしく〜 (2023年3月3日 6時) (レス) id: b4d0964373 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - 零斗さん» もちろん〜!! (2023年3月1日 22時) (レス) @page46 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - 楽しんできて〜!!!!お土産話もちょーだい〜!! (2023年3月1日 21時) (レス) id: b4d0964373 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - 零斗さん» うあっ…見させてもらったけど、想像するだけで尊死…いいな〜!ライブ今週だからめちゃくちゃ楽しみ! (2023年2月27日 16時) (レス) @page46 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - だよね(真顔)運良過ぎて普通に死ぬ。今日のライブもやばかった。投稿してるからみてね。 (2023年2月26日 19時) (レス) id: b4d0964373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一ノ瀬 零斗 | 作成日時:2022年1月27日 13時