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#055 ページ15
大学２年の冬。私がホテルから帰る時だったかな。
駅で横山くんに会った。
罪悪感と安心とで泣きそうになって、横山くんには会社休ませちゃった。申し訳ない。
横山「そんなんやったら大学辞めてうちの会社入ったらええやん。」
横山くん入社３年目じゃん何言ってんのってすっごい思った。
でも横山くんすっごい私のこと宣伝してくれて、大学辞めて会社に入れた。
で、あの事件に出くわすんだけどね。
錦戸「めんどくさい人生やな」
苦笑いを溢して言った。ほんとだよってすごく思う。
人を愛せないのに、最大の愛情表現となるものを使いまわして生活してた。
「錦戸さんもなんか話そうよ。」
錦戸「僕？あらへん。」
「なんかありそうなのに。」
錦戸「僕な？ほんまに身長伸びひんくて、高１ん時１５０なかったんよ。やから。」
「いいじゃん小っちゃいの。私も小っちゃくなりたい。」
錦戸「今は神代さんよりでっかいやんか。」
あぁ、やっぱりこの人は居心地がいい。
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ばなな(プロフ) - 自由にコメントどうぞ！ご意見もあれば受け付けます！ (2020年6月15日 17時) (
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作者名：ばなな | 作成日時：2020年5月14日 18時
