死を望む？ ページ8
『…皆さんは「主人」になりますか？』
「へ？」
「え、リカ…何を言ってるんだ？」
「…」
『…いえ、結構です。』
分からないのならば、別に構わない。
「…あ、先輩達にも紹介しておきますか？」
『…まあ、そこの…黒いスケルトンさんは分かるでしょうけどね。ナイトメアさんですか？』
「あれ、知ってるのか？」
『会話に出てきましたから。』
「そうか…」
「その子、僕と対等に戦り合った子だよね？」
「あ、そうです。」
『…』
確か、主人が…石油って言ったこと、キラー、クロス、ナイトメア…って…二人の名前はもう出てる、つまりこの人はキラーさん…
やっぱり、この世界はUndertaleAUなんだな…って。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ナイトメア視点
その後はクロスが全員を紹介し、その間奴はどこか得心したような様子であった。
心を読んだ時も、やけに冷静と言うべきか、とてもただの人間とは思えなかった。
――益々、面白い。
「…なんですか、ナイトメアさん。」
『は？』
何故だ、俺は彼奴の方を見てすらいないぞ？
「…何となく、わかるんですよ。考えてる事が。」
…嘘…は言っていない様だな…
『お前、それは何処で身に付けたものだ？』
「…自然と、でしょうか。私は主人に連れられ、様々な人と交流を繰り返しました。その際、嘘や貼り付けた笑顔等に過敏になっていることに気が付きました。そして、それが嘘だった場合、何を考えそうか、という事を無意識で考えるようになりました。」
やはり、こいつはただのガキじゃないな。
「驚いてますか？たかが12、3才程度の子供が、何故こんな…って。」
「えっ、君そんなに歳いってたの！？」
「…ああ、そういえば
『…まともに食わしてもらってないだろ、お前。』
「え？そうなんですか？」
「えーと…何食べてたんだ？」
「…料理をした際に出る廃棄物、残り物…それを、大体茶碗1.5杯位でしょうか。」
「えっ、それって生ゴミだよね！？」
「残り物を頂くこともありますし、味見などの際にも少しだけ…」
「…自分で料理を作ってるのに自分で食べないのか？」
「…？」
彼奴は初めてその考えに至ったというような顔をした。
「…成程…ですが、それは主人の為に作ったものですから。…それに、主人は料理が出来ませんでした。」
「…さっキかラ言ってル主人ッて何ダ？」
「…え？」
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更新サボっててすみません！！
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diamond(プロフ) - あおさん» ありがとうございます！「駄々っ子」にもコメントくださって……本当に嬉しいです！ (2月12日 15時) (
レス) id: 94e9b3251f (このIDを非表示/違反報告)
あお - こういうけいの小説大好きです！更新頑張ってください！ (2月11日 9時) (レス) @page8 id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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