he's an enigma. 3 ページ7
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「なんだ、お前も仲間なのか。」
僕の瞳を見てスイッチが切れたように
「俺やっと戸籍を持った人間として生きていけることになったんだよねー。これでやっと人間喰いやすくなる」
ひひ、と笑い出すと僕の首元を掴み持ち上げる。
苦しくて息ができない、必死にもがくが
「ノルマこなして、順番待ちしてやっと身元持ちになれたんだから。
＿＿＿＿お前バラすような事するなよ？返事は？」
僕を掴む力が強くなり、呼吸ができなくて苦しい。
「あ、う」
首を縦に振ると、手が離された。
僕は咳き込みながらも、必死に酸素を取り込もうとする。
視界が霞んできて意識が飛びそうになったその時、インターホンが鳴り響いた。
よろけながらも何とか壁に体を預けながら、ドアを開けるとそこには先程僕のことを起こしてきた男がいた。
目が合うなり、その男は口角を上げ不気味な笑みを浮かべる。
背筋に悪寒を感じ、思わず後退りしてしまう。
ちらりと横を見ると
すると男は一歩踏み出してきて、
その言葉を聞いた瞬間、
僕が何か言う暇もなく、バタンッと勢いよく扉が閉まる音がした。
何が起こったんだ、と混乱していると背後から声をかけられる。
「全て日常に戻っただろう？」
気色悪い貼り付けたような笑顔でこちらを見つめてくる男に、苛立ちが募る。
一体なんなんだこいつは。
「
そう叫ぶと、男はさらに気味の悪い笑顔になる。
「さあな、空の上じゃないか？
あと、この事を警察や外部に漏らそうなんて思うなよ。」
精神科に連れていかれるぞ、と警告をされる。もう訳がわからない。
昨日からずっとそうだ。
現実とは思えないことが起こっている。でも、これはきっと夢じゃないのだ。
「説明、説明してください」
睨むように見上げると、それでいいんだよと言うように満足げな表情をする。
「とりあえず、家に戻るぞ」
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夕夜 - とっても面白いです！続き待ってますね。応援しています！！ (2023年5月7日 22時) (
レス) @page43 id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
地銀(プロフ) - kemさん» ありがとうございます！CSSは自作です（ ; ; ） (2022年7月31日 4時) (レス) id: ace2098bf5 (このIDを非表示/違反報告)
kem - めっちゃ面白いです!!!!CSSってどこのつかってますか?? (2022年7月31日 1時) (レス) @page19 id: c443e77f26 (このIDを非表示/違反報告)
地銀(プロフ) - あーちゃん様さん» 有難うございます！頑張ります（ ; ; ） (2022年7月29日 1時) (レス) id: ace2098bf5 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん様 - 更新待ってます‼めちゃめちゃ面白いです‼ (2022年7月28日 19時) (レス) @page7 id: 875565d54e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地銀 | 作成日時：2022年7月28日 7時
