風磨廉BL短編

． ページ17

『、風磨くんは今モヤモヤってしますか？』


モヤモヤ、とかそんなの、言われたら感じるし。


今の気持ち、は


「俺は、、永瀬と一緒にいたい、

一緒の行動をしたい、とか、

変すぎるよな笑」


『っ、やっぱり、僕のことを、、


好きなのかもしれませんよ？』

「はぁ、、、」


好きとかさ、よくわかんないよ。

いや、わかんなかった。


でも本当はずっと、知ってた気がする。

それが、俺のほんとの気持ちなんじゃないかって、今になって思う。


今は、

永瀬のことを好きじゃないって、言えない。


つまり、、永瀬のことが好き。


俺の気持ちは、

もしかしたらずっとこの気持ちで、

偽りの俺が勝手に気持ちを

コントロールしてたんじゃないか。


なんて、そんなこと思える。


『え、どうしたんすか？笑』

「俺さ、ほんとの気持ち、気づいたわ。

偽りの自分じゃない自分の気持ち。」

『え？』

「たぶんだけど、ずっと自分に嘘ついてた」

『、？』


ここまで来たら、言おう。

永瀬に、俺の気持ちを伝える。


「小瀧とかさ、他の奴らへの気持ちと、


お前、永瀬への気持ちが違うんだな、って」

『へ、』

「でさ、俺が思ったのは、、」

そこまで言って永瀬と目を合わせると、

まだ告白もしてないのに、


ポロって綺麗に涙を流す永瀬。


「俺まだ何も言ってねぇよ笑」

『いや、だって、っ、』

「、、好き、だよ、永瀬のことが」

『っ、まじ、すか？』


いつもの元気さは全くなく、

プルプル震えている。


そんなところも、めっちゃ可愛くて。


「これから、よろしくな」

『っはい、』









神様、聞いてください。

俺はずっと、永瀬のことが好きだったみたいです。

そして、付き合うことになりました。


どうか、これから、幸せな日常を、

永瀬と送らせてください。









永瀬が、









大好きです。

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