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「昼休憩なの？」
「うん、せっかくだからこの辺ちょっと探検しようかなって思ってさ」
駅の方に向かって歩きながら、そんな会話を交わす。
さっき買った炭酸飲料の蓋を開け、中身を傾けながらオレはふとショーウィンドーに映った自分の格好を見て一瞬足を止めた。
「どうしたの？」
「いや、コンビニ行くだけだからと思ってめっちゃ部屋着で来たなぁと」
「あひゃひゃ、大丈夫じゃない？誰もそんな見てないし」
その言葉に曖昧に頷くものの、隣にいる彼は七部丈のパンツに半袖シャツを合わせた爽やかな格好。
おかげで自分が余計に恥ずかしく思える。
恥ずかしさを誤魔化すようにペットボトルの中身を飲みつつ、少し俯き加減に足を進めていると、突然立ち止まられて危うくその背中にぶつかりそうになった。
「ここなんだけど」
「え…」
そこはオレが思っていた駅前のチェーン店ではなくて、地下に店を構える小洒落たハンバーガーショップ。
となると、値段もチェーン店のそれとは比べようもないわけで…
キョロキョロしながらメニューの値段を探していると彼はオレの肩を抱くようにして地下に通じる階段に促した。
店内はアメリカのビンテージやポップなサインが飾られていてオシャレ。
正午前ということもあってか、まだそこまで混んではいなかった。
席に通されて水とメニューが渡される。
そこにはハンバーガーと一口に言ってもいろいろな種類のものがあった。
そして値段も想像通り。
桁の違いに自分が払うわけじゃないからこそドキドキしてしまう。
しばらくするとメニューと睨めっこしていたその人がオレを見た。
「決まった？」
「チーズバーガーにしようかな…って」
「おお、いいね。じゃあ俺はこのBBQバーガーにしようかな。サイドは？ポテトでいい？シェイクとかジュースもあるけど」
「水でいい…」
「遠慮しなくてもいいんだよ？」
「いや、マジでそんな食べらんないし…」
本当は若干の遠慮もあったけど、そう言うと相手は素直に引いてくれた。
飲み物だけ同じアイスティーを一緒に頼んでもらう。
注文を終えて先にアイスティーが運ばれてくると急に間ができた。
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LILY(プロフ) - いちさん» いちさん、お久しぶりです。私も含めみなさんそれぞれに思うところはいろいろあって、折り合いをつけるのも大変ではありますが…私はそれでも好きな人には幸せでいて欲しいなと思います。もちろん想い、悩み、苦しい思いをする人たちもみんな…ね！ (2019年11月14日 5時) (
レス) id: ec7070c826 (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - LILYさん、ご無沙汰してます。あれから8年か、ひと昔。皆さんには幸せになって貰いたいですねー。 (2019年11月13日 9時) (レス) id: 8e7e2c351d (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - LILYさん、ご無沙汰してます。あれから8年か、ひと昔。皆さんには幸せになって貰いたいですねー。 (2019年11月13日 9時) (レス) id: 8e7e2c351d (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - えーすさん» えーすさん、ありがたいお言葉！！気が早いけどその後のふたり…私も彼らが再びやってくるのが楽しみです♪冬のアイスクリームもきっとふたりあったかい部屋の中で食べたなら格別に美味しいはず！返信遅くなってしまってごめんなさい！そして最後までありがとう(≧∀≦) (2019年8月31日 4時) (レス) id: ec7070c826 (このIDを非表示/違反報告)
えーす(プロフ) - 気づけば８月も終わり。二人の恋も穏やかな秋に深まっていくのでしょうね！もう勝手にone year laterを楽しみにしております！ (2019年8月30日 2時) (レス) id: 637fc1061e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/Colorfulstory/
作成日時：2019年8月1日 5時
